こんにちは。元リーマン埼玉 (@saitamawoker)です。
私は2023年9月末現在、34歳、資産4550万円の独身、ぼっちコミュ障、人見知りの挙動不審でございます。
今回は、「資産2000万円は資産家の入口~人生が楽になる~」というテーマでお話しします。
私はこれまで、
- 資産3000万円で人生が変わった
- 資産1000万円が人生の転換期
というお話をしています。
- 人生の転換期
- 人生が楽になる、資産家の入口
- 人生が変わった
何が違うねんというお声もあるでしょう。
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目次
資産額別、人生の感覚
私の独断と偏見で、資産ステージを以下のように例えます。
- エスカレーター利用者
- 資産100万円以下:下りエスカレーター
- 資産1000万円以下:下りエスカレーター逆走
- 資産1000万円以上:上りエスカレーター
- 資産2000万円以上:上りエスカレーターダッシュ
- エレベーター利用者
- 資産3000万円以上:エレベーター
- 資産5000万円以上:高速エレベーター
- 飛び道具利用者
- 資産1億円以上:筋斗雲
下りエスカレーターは、文字通り、何もしなければ勝手に下っていきます。
現状の日本社会では、物価上昇、増税、社会保険料値上げ、年金制度の改悪という状況。
何もしなければ、家計は下りエスカレーター状態です。
現状維持すら、困難な状態です。
1000万円は人生の転換期です。
下りエスカレーターから、上りエスカレーターに乗ることができます。貯金から投資フェーズで不労所得をはじめ、資産収入を得るタイミングです。下りエスカレーターの世界と決別できます。
3000万円は人生が変わったといえるタイミング。
上りエスカレーターから、エレベーターに乗り換えが可能です。投資も慣れており、資産収入も年間100万円以上も可能で、セミリタイア、サイドFIREも現実的なタイミングです。そして、2000万円というのが、資産収入の実感が湧いてくるタイミングであります。上りエスカレーターに慣れてきており、ダッシュでさらに早く上ることができます。
1000万円は資産収入を得ることができますが、良くても年間50万円程です。年間50万円でも十分な金額ではありますが、資産2000万円になると年間100万円も現実的であります。
「これは、●●に匹敵し、良き●●となります。」
こちらは、記事途中で触れていきます。
全ては自分らしく生きるために
この記事は、前提としてあくまでも、34歳、独身ぼっち、コミュ障、人見知り、挙動不審、サイドFIRE生活中の視点で、独断と偏見、主観的に紹介いたします。
私のブログやYouTubeチャンネルでは、資産形成を通じて、あなたが自分の人生を歩める情報をお届けしています。
自分の人生、何か会社にコントロールされている、世間や他者の目を気にしすぎている、誰かが敷いたレールに乗っかっているな、これでいいんだっけ?と感じている方!
あなたも私やブログやYouTubeチャンネルの視聴者の方々と一緒に、人生を自分のものにしていきましょう!
資産2000万円は日本にどれくらいいるのか?資産2000万円の位置づけ
「金融広報中央委員会」による令和4年「家計の金融行動に関する世論調査」によると、資産2,000万円以上の世帯割合は次の通りです。
年代 | 単身世帯 | 二人以上世帯 |
平均 | 13.2% | 18.7% |
20歳代 | 0.9% | 1.2% |
30歳代 | 5.3% | 6.1% |
40歳代 | 9.9% | 10.1% |
50歳代 | 13.7% | 18.0% |
60歳代 | 23.7% | 29.1% |
70歳代 | 24.3% | 28.3% |
資産2,000万円は、20~40代の世帯において、単身でも二人以上世帯でも上位約10%以下に含まれます。つまり、10世帯に1世帯以下。60代以上は、退職金等により20~30%ほどになっていることがわかります。
資産2,000万円貯まると起きる経済的変化
資産1,000万円の時とは異なる資産形成のスピード感
早速ですが、簡単に資産運用シミュレーションします。
利回り5%で資産運用すると、毎月の積立はゼロ円で以下となります。
- 1,000→2,000万円:13年11か月
- 2,000→3,000万円:8年2か月
- 3,000→4,000万円:5年10か月
- 4,000→5,000万円:4年6か月
- 5,000→6,000万円:3年8か月
- 1億円→1億1,000万円:1年11か月
以上にように、資産2,000万円は1,000万円の時とは異なる資産収入の増加スピードを感じてきます。
資産1000→2000万円は13年11か月(167か月)、資産2000→3000万円は8年2か月(98か月)で、1000万円を増やす期間が約42%短縮されます。これが、上りエスカレーター「ダッシュ」の効果です。
私も資産100万円代から節約や貯金を初め、
- 資産1000万円まで:5年2か月
- 資産1000万円から資産2000万円まで:1年5か月
- 資産2000万から資産3000万円まで:12か月
というスピード感でした。
もちろん、これには「会社の給与+副業収入+資産増加(コロナ禍からの急回復)」が含まれています。しかし、うまく社会の波に乗れれば、このようなスピード感も可能ということです。5年以上節約に励み、やっと1000万円貯めたけど、2000万円までまた同じことが続くのかとは思わなくて結構です。
1000万円を貯めれたあなたなら、すぐに2000万円に到達します。
不労取得を得て、もう1一人の自分を成長させる
資産2000~3000万円において、私が実践した投資方法をご紹介します。
結論として、「高配当の米国ETF」中心に投資をしておりました。
具体的には、「VYM」「SPYD」「HDV」です。その理由は、端的に「配当収入」が欲しかったからです。もう少し言うと、「不労所得」が欲しかったからです。
もちろん、資産額だけを見れば、配当なしのインデックス投資が一番効率的でしょう。
しかし、定期的な不労収入があるだけで、普段の生活や心の余裕具合が全然違います。資産3000万円までは、複数のお財布(収入源)も欲しかったこともあり、高配当米国ETF中心に投資を行っていました。
資産2000万円に到達した2021年の配当収入は税込で73万円でした。
これは私の学生時代の年間のアルバイト代にも匹敵します。この配当収入は、会社員の給料と異なり、増配や株価上昇により年々成長していきます。本当に「良きパートナー」「もう一人の自分」として今の自分の支えになっています。
資産2000万円貯まると起きる人生の変化
資産2000万円は、他者軸の人生から、自分軸、つまり自分を大切にする「行動」を起こせるようになります。
資産1,000~3,000万と比較
簡単に資産1000万円や資産3000万円の状態に触れます。
- 資産1000万円は「意識」が変わる
- 資産1000万円の時は、節約と貯金を通じて、自分の価値観が定まってくる状態です。
- つまり、「意識」が変わるタイミングでしょう。
- 資産3000万円は「大胆な行動」をとれる
- 私は資産3000万円で会社を辞め、サイドFIREに突撃しました。
- つまり、人生を変える大きな一歩を踏み出し、やってみたかったことを行動に移すことができました。
- 資産2000万円は「行動」できる
- 資産3000万円は大きな行動に移せることも可能ですが、資産2000万円はもう少し小さな行動です。
- でも、この小さな行動の積み重ねが、自分自身を大切にする行動であり、自己肯定感、人生の満足感というのが高まってきます。
その①:会社の評価を気にしなくなり、自分を大切にする行動ができる、自己肯定感が高まる
休みたいときに仕事を休めます
取締役から飲みに誘われても、平気で断ります。資産1000万円の時はまだ自己肯定感が弱かったので、周りを気にして参加していました
そして、出世、会社のポジションの興味が失せます。
全ては、収入や会社の中の地位よりも、自分の時間を大切にしたいためです。
「何のために働くのか?」「自分にとって幸せとは何か?」を結構本気で考え、自分なりの信念をもつタイミングになります。
この信念に基づき、働いたり、休んだり、家族と過ごしたり、趣味に没頭したり。
「~~しなければならない」という義務や強制感がある人生から、「~~したい」とありのままの人生に変わってきます。
このような行動は、自分と自分の時間を大切にし、自分の自己肯定感を高めてくれます。
その②:老後の不安がほぼなくなる。将来の可能性が広がり、自分らしく生きれる
一時話題になった老後2000万円問題をクリアした状態。
今後のシミュレーションをしてみます
40歳で資産2000万円ある状態とします。※あなたが50歳なら50歳と、あなたの年齢に置き換えてください。
利回りは全世界株式を参考にすると「過去20年で平均6.3%」「過去30年で平均7.3%」
ここでは、5.0%で試算します
- 40歳から今後貯金ゼロ(収入は全て使うとして)の生活でも
- 20年後、60歳で約5500万円
- 30年後、70歳で約9000万円
- 40歳から今後毎月10万円、年間120万円積み立て投資するとして
- 20年後、60歳で約9500万円
- 30年後、70歳で約1億7000万円
余程贅沢な生活をしなければ、十分な蓄えとも言えます。
このシミュレーション結果からも、老後の不安はかなり軽減され、むしろ明るい老後生活、第2の人生を歩めるのではないでしょうか。
お孫さんがいれば、親子3世代揃って楽しい家族旅行も可能ですし、夫婦2人の生活でしたら、晩年心も豊かに生活を送ることも可能です。
もちろん、自分の趣味に没頭することもよいでしょう。資産2000万円は将来の可能性を広げ、自分らしく生きる手段として十分な役割を果たしてくれます。
その③:心に余裕が生まれ、他者に優しくなれる
自己肯定感が高まり、老後の不安も大きく軽減されることで、他者に優しくなれます
仕事においては、思い通りに進まなくでもイライラしませんし、イライラしないのでストレスも溜まりません。
会社という他者の評価を気にしないので、プロジェクトチームの進捗が悪くても気分的にマイナスになることもありません。
日常生活においては、自分の時間を大切にするので、自分のやりたいことは進みますし、他者の手助けもできます。
小さなことですが、ネットを全く使えない両親のネット銀行やネット証券の開設など手伝いました。
自分だけが豊かになっても人生面白くありません。両親の老後生活が少しでも豊かになるように微力ながら貢献できたかなと勝手に思っています。
最後に
以上の①、②、③がループすることにより、ますます経済的にも、精神面でも豊かになれます。
不安やストレスよりも、将来の希望や自己肯定感が高まってきます。
つまり、マイナス面の感情が軽減され、プラス面の感情が増大していきます。