FIRE 自己啓発

人生 │ だから、僕たちはFIREして本当に良かった

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人生 │ だから、僕たちはFIREして本当に良かった

こんにちは。元リーマン埼玉 (@saitamawoker)です。

今回は、「だから、僕たちはFIREして本当に良かった」というテーマで紹介いたします。
私は、2022年、33歳の時に資産3000万円でサイドFIREを致しました。
この記事をご覧いただいている方は、FIRE、セミリタイアという言葉を理解している方が多いでしょう。

私のブログやYouTubeチャンネルでは、お金の知識を通じて、人生の可能性を豊かにする情報をお届けしています。
すべては、ありのままに生きるために。
自分の人生、何か会社にコントロールされている、世間や他者の目を気にしすぎている、誰かが敷いたレールに乗っかっているな、自分の人生でこれでいいんだっけ?と感じている方!
あなたも私やブログやYouTubeチャンネルの視聴者の方々と一緒に、人生を自分のものにしていきましょう!

FIREの定義?

FIREは、「Financial Independence, Retire Early」の略、「経済的自立」と「早期退職」を意味します。
セミリタイア(サイドFIRE)は、全く働かない完全なリタイアではなく、週に数日働いて、少なからず収入がある状態を意味します。

一方で次のような方も一定数いるようです。

  • 「FIREが流行し会社員を辞めたけど、FIRE人生がつまらなくて、会社員に戻りました」
  • 「FIRE卒業」

私自身、FIREは自分の人生を生きるための手段であり、目的ではないと考えます。
すなわち、FIREのFI、つまり「経済的自立」は推奨します。
しかし、REの早期退職は、ただの選択の問題です。
必ずしも早期退職を推奨しているわけではありません。
会社や仕事が好きなら、是非継続して頂ければと思います。
私自身も会社員は退職しましたが、個人事業主として仕事はしております。

ということで、今回は、私の実体験に基づき、事例を中心にFIREして良かった「理由」、「なぜ、FIREして良かったのか」を紹介いたします。

先に概要をご説明します。
FIREした一般的なメリットである「会社の拘束から自由になった」「時間ができた」「やりたいことができる」という内容も含みますが、もう少し人生模様に踏み込んだリアリティな内容をお話しいたします。

前提

以下のことをご理解の上、ご覧ください。

  • 癌や闘病に関する内容に触れます
  • ドラマ「友情」や「ミスターラグビー平尾誠二さん」「ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授」にも触れます
  • 私自身、癌や医学的知識やラグビーの知識、平尾誠二さん、山中教授に詳しいわけではありません
  • あくまでも、私の個人的感想を述べます

2023年11月11日放送)テレビ朝日ドラマプレミアム「友情 平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』」を見て感じた、私がFIREした良かった理由

ドラマの簡単なあらすじ

日本代表の活躍で注目の集まる「ラグビーワールドカップ2023フランス大会」。そんな現在のラグビー界の礎を築いたと言われる、ラグビー界の伝説“ミスター・ラグビー”平尾誠二さんと、「ヒトiPS細胞」の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授――異なる分野で活躍する2人の知られざる友情物語をドラマ化!

テレビ朝日より

胆管細胞癌により53歳で亡くなったミスター・ラグビー”平尾誠二さんと、「ヒトiPS細胞」の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授との闘病生活と友情物語ですね。

このドラマを見て感じた、私がFIREして良かった理由

それは、「後悔せずに死ぬことができる」ということです。

誰しも、人間は生きていれば、必ず死にます。
それが、人によって早いか遅いかの違いです。

ミスター・ラグビー”平尾誠二さんは、2016年に53歳で亡くなりました。
ドラマの感想ですが、53歳という年齢で癌で亡くなることは非常に残念であります。ご本人も日本で開催するラグビーW杯の件もあり、まだまだ多くのやることがある中で惜しさもきっとあったでしょう。しかし、平尾誠二さんは本当にラグビーがお好きで、最後の最後までラグビーから離れず、本当に恵まれた最期だなと感じました。

「このことと、FIREは何が関係してるんだ!」というご意見もあるでしょう。

私の中では、FIREはあくまでも、「自分の人生を自分らしく生きる」、そのための「手段」です。

平尾誠二さんは、「2019年のワールドカップ日本大会を成功させたい」、そして「1試合でもいいから、東日本大震災の被災地・岩手県釜石市で試合を行いたい…」と、熱い思いを抱いていた方です。
私と次元が異なりますが、「自分の人生を自分らしく生きる」を体現している、私のお手本のような方です。

平尾誠二さんのように、好きなことに熱中し、それをお仕事とされて生活できる方は非常に恵まれている方です。
もちろん、好きなことをされているとはいえ、ご苦労や葛藤があることは重々承知しております。

しかし、私を含め一般庶民の方が、「好きなことに熱中し、そして生活できる」ことは非常にハードルが高いものです。
FIREという生き方は、一般庶民の私にも、それを実現してくれる有効な手段と改めて感じました。

私は、「サイドFIRE」というスタイルで、それを実現できました。

平尾誠二さんは53歳で亡くなりました。
もし仮に、これが自分の立場ならと思うと、ゾッとしました。
FIREという生き方を知らず、生活のために会社員生活を続け、定年退職したら、好きなことをやるか~と考えていたら完全にアウトでした。
恐らく、「もっとやりたいことがあった」と思って自分は死んでいたことでしょう。
「しなかった後悔は、した後悔よりも強い」という言葉があります。

改めて、節約、副業、投資などで「経済的自立」を実現し、サイドFIRE生活で「しなかった後悔」を最小限にしていきたいと感じました。

あなたも、もし「もっとやりたいこと」「しなかった後悔」ということが身に覚えがあれば、今からでも遅くはありません。
あなたの人生で、今日が一番若く、早く何かに挑戦できる日です。
小さなことでも良いです。
一緒に頑張りましょう。

と、締めくくった感じですが、今回はここでは終わりません。

私の父親の癌宣告と闘病生活を感じて、私がFIREして良かった理由

見出しの通り、私の父が癌になりました。

私の父は、60歳で物流業界の中堅企業の会社員を定年退職、64歳まで嘱託職員として働いていました。
以後、週に数日、物流倉庫でのアルバイトと、趣味のゴルフや家庭菜園、夫婦で旅行などで老後生活を約3年楽しんでいました。

大切なので、もう1回言います。

「約3年楽しんでいました」

父は68歳の今年2023年に癌がわかり、ほぼ手遅れ状態でした。
厄介な癌であり、あとは抗がん剤による延命治療のみとのことです。

今も入院はしていないものの、抗がん剤治療で闘病生活中です。
髪の毛はもちろん抜け落ちて、抗がん剤投与後は数日は発熱などで外には出れず、家で寝たままです。
これがほぼ毎週続きます。

好きだったゴルフも体力的に行けなくなりました。
大好きだった食事、特に食後の甘いデザートもあまり食べられなくなりました。

両親は埼玉に住んでおります。
父が定年退職後に、老後やってみたいこととして次のことを言ってました。

  • 出雲大社など、働いていた時は行けなかったところに行ってみたい、
  • 3人兄弟の私の兄がヨーロッパで生活していますので、兄のところに行ってみたい

しかし、遠くに行ってみたいことは、体力や体調的にほぼ不可能になりました。

もちろん、次のことが老後でできましたので、父は後悔がないと言ってました

  • 父の退職祝いも兼ねて父が行きたいと言っていた、「伊勢神宮」「熊野古道」など連れて行きました
  • 東京都内に住む3人兄弟の別の兄には子供が2人いますので、可愛い孫も見れました
  • 今年2023年の夏には、両親とヨーロッパに住む次男、都内に住む長男家族含め、3世代で家族旅行もできました

私がFIREして良かったと思うのは、次の2点です。

  • 現在、比較的時間が自由のため、父を含め家族活動に参加できる
  • 仮に私自身が、平尾誠二さんのように50代前半、私の父のように60代後半で病気で動けなくなっても、恐らく後悔はない

今はこれに尽きます。

だから、僕たちはFIREして本当に良かった

「今日も生涯の一日なり」という言葉があります。

啓蒙思想家で、慶應義塾を創設した福沢諭吉の言葉で、その日その日を精一杯生きるという意味です。
人生の在り方を改めて問い直すものです。

「生涯」とは「断崖絶壁」のことです。

「残された命の長さは誰にもわらない。今日まで生きてきたけど、明日はどうなるかわからない。人間は毎日断崖絶壁を歩いているようなもの。だからその日その日を精一杯生きよう。悔いのないようやりたいことをやろう」というわけです。

繰り返しになりますが、私自身は「早期退職」「会社員を辞めること」を推奨しているわけではありません。
あなたが今の会社やお仕事が好きだ、使命感があるなど自分に合っていれば、是非悔いのないように、続けていただきたいです。

しかし、以前の私も含め次のような方も一定数いらっしゃるでしょう。
「今の生活を続けても後悔しそう」
「仕事が苦しい」
「生活のためだから、仕事は仕方がなくこなしている」など
「自分の人生を自分らしく生きれていない」
と感じる方は、FIREやセミリタイアという概念と手段が有効と感じます。

経済的自立は小さな一歩とコツコツと継続することです。

  • 固定費を見直す
  • 家計簿をつける
  • 見栄を張っていないか自分を振り返る
  • 先取り貯金を行う
  • 当面の生活資金があれば、余剰分はインデックス投資に回していく

経済的に自立できれば、精神的な自立にも繋がっていきます。
精神的自立は、「自分の行動を誰かの意志に委ねていない状態」です。
「社会や他人に振り回される人生」ではなく「自分がやりたくないことはやらない」「自分がやりたいことは自分の価値観や気持ちに従って行動していく」

一緒に頑張りましょう~。

「だから、僕たちはFIREして本当に良かった」と言えるように。

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