こんにちは。元リーマン埼玉 (@saitamawoker)です。
私は、2022年に33歳、資産3000万円でサイドFIREを開始しました。
今回は、収入が増えても、生活水準が上がらない理由を紹介します。
私は、現在34歳で資産4000万円以上保有していますが、年間の生活費は100万円以下です。
節約系YouTube動画で、次のことを言っているYouTuberが多いと思います。
「資産1000万円でも、3000万円でも、5000万円、1億円でも生活の実感は変わらない」
(資産がいくらなら生活は変わるんだ?)
今回は、その納得の理由を解説します。
節約家で有名な厚切りジェイソンさんは、徒歩移動が基本
節約の一例で、交通費は使わず徒歩移動。
都内で仕事があるときは徒歩移動を基本に考えて、10〜15km程度は歩く。
交通費の節約になり、健康にもいい。
歩いている間はポッドキャストで金融関係の情報を聴いているから、時間も有効活用している。
“ジェイソン流お金の増やし方”として「収入は上がっても生活レベルは上げない」と提言したジェイソン。
「多くの人が給料アップした時にご褒美としてブランド品買ったりとか、そういう現象が見られるんですけど、結局物が欲しいとなっても“これだけじゃん”と満足しなくなるから次欲しいものをまた見つける。永遠に満足できないやり方なんですよ、これは」と説明。
「そうじゃなくて今の生活で満足できるものを見つけましょう。それを見つけた後だったら生活水準を上げる必要はないんですよ。それ以上に入ってくる収入は全部投資に回せますというのが僕の考えです」と話した。
とある番組MCから「ジェイソンは給料の何パーセントを投資に回してるの?」と問われると、
「パーセンテージじゃないんですよ。まずは給料をいくら使わないといけないのか、いくらを使ったら幸せな人生を送れるのか(考える)。で、それ以上の給料を全部投資。パーセンテージでやりますと、収入が増えていく分と無駄遣いする分が比例して増えていくんですよ」と語っていた。
生活費が上がらないマインドとは?
生活費が上がらないポイントは、年間に使うお金が決まっており、その金額での生活に大変満足することです。
ジェイソンさんの上記コメントからもそのことが読み取れます。
私も年間100万円以下の生活費ですが、非常に満足感が高いです。
そして、「足るを知る者は富む」と言われますが、現状の生活に感謝することです。
日本に生まれただけで、世界的に見れば非常に恵まれた生活です。
綺麗な水、電気、ガスが使え、コンビニも利用でき、食事も安くおいしく済ませることができる。
生産者に感謝も込めて「最後の一粒までご飯を残さず食べなさい」と言われますが、世界的には、最初の1粒すら食べられない子供が大変多くいます。
そのような環境に感謝して生活してみると、自分は非常に恵まれた環境にいることを実感し、生活の満足度が高まります。
以上のことは生活費が上がらない大切なマインド的な要素です。
生活費が上がらないために、物理的な制約もある?
ここでは、もう1つ物理的な要素をお伝えします。
それは、そもそもお金をあまり持っていないからです。
多くの資産を蓄えておいて、何を言っているのだ、というツッコミがあるかもしれません。
ジェイソンさんは、収入のパーセントで投資に回すのではなく、生活費の金額を決めて、残りを投資に回しています。
私も月の生活費が8万円ほどですので、残りは投資や貯金に回しています。
そのため、そもそもお金がなくても生活できるため、私自身現預金300万円ほど残し、残りは投資に回っています。
この現預金300万円も、株式相場が暴落したときに、買い増しを行う余裕資金(200万円ほど)です。
100万円あれば、1年間は生活できます。
サイドFIRE民として、個人事業主で事業収入があります。
よって、実際は100万円ほどの生活資金ですので、無駄遣いが物理的にできません。
私は最低限の生活費8万円以外は、投資に回るため、現預金は原則増えません。
このような物理的制約もあり、生活費が上がらないのです。
そもそも低コストな生活費が習慣になっている
生活費が上がらないマインド、そして生活費が上がらない物理的な制約。
両方により、生活費が上がらない状況が形成されています。
これは、苦しいとかではなく、人生のルーチンなので、苦しい、我慢という感覚もありません。
食べる、寝る、トイレ行く、呼吸するレベルのルーチンです。
Wish you the best!