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人生 │ 資産4,000万円の景色

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人生 │ 資産4,000万円の景色

こんにちは。元リーマン埼玉 (@saitamawoker)です。

私は、2022年に33歳、資産3000万円でサイドFIREを開始しました。

今回は、「資産4000万円の景色」について紹介します。

私自身の話で恐縮ですが、2022年10月末に資産が「3,827万円」となりました。
少しフライング気味ですが、資産4,000万円に到達すると、どのような価値観、考えや行動になってくるのかについてお話しします。

資産4000万円というと、野村総合研究所が定義する、アッパーマス層と準富裕層の中間に位置します。

野村総合研究所によると、2019年全世帯5,402.3万世帯のうち、

  • 資産5,000万円以上の準富裕層以上の世帯は8.8%
  • 資産3,000万円以上のアッパーマス層以上の世帯は21.9%

ざっくり資産4000万円以上は、全世帯の15%くらいでしょうか。
街を歩くご家族のざっくり、6組に1組は資産4000万円以上となりそうです。
もちろん、退職金が入る60歳以上が資産が多い傾向ですので、私と同じ30代に限定すれば、もう少し割合は下がると思います。

という感じで、4000万円の景色を見ていきます。

果てして、資産4000万円は、人生の新時代、新しい景色を見ることができるのか?注目です。

4000万円の景色について、

  1. 贅沢はできるのか、贅沢するのか?
  2. 資産形成、特に投資戦略はどんな感じか?
  3. 仕事やFIREはどうなるか?
  4. その他、人生の変化はあるのか?

見ていきましょう。

↓↓関連動画

贅沢はできるのか、贅沢するのか?

相変わらずお金は使えません。

その理由は、節約が習慣となり、モノゴトの価値判断基準が染みついているためです。
また、「贅沢=お金だけ」ではないと理解しているからでもあります。
節約は趣味であり、お金を使わなくても十分幸せを感じます。
恐らくですが、資産が5000万円になろうと、1億円になろうと、3億円になろうと、5億円になろうと、この価値観、節約習慣は変わらないと思います。
私たちが、朝起きて、3食食べて、歯を磨いて、トイレと風呂に入って、寝るレベルの日常習慣と同じ感覚で、節約が染みついているからです。

私の知り合いに、東京都港区西麻布に住んでいる中小企業経営者がいます。
金融資産はわかりませんが、不動産は個人的に複数所有しています。
その者は、いつも口癖で無駄なモノには1円も払わないと言っています。
そして、価値のあるものには100万円でも、1000万円でもすぐに払うと言っています。
そういう価値判断基準が染みついているものと思います。

資産形成、特に投資戦略はどんな感じか?

資産形成

まず、資産形成です。

資産増加のスピードが速くなります。
逆を言うと、資産減少のスピードも凄いです。
私の事例で恐縮ですが、2021年の年末に資産が3000万円を超えて、2022年10月末は資産3827万円となりました。
そして、2022年12月末には3645万円となりました。
10カ月で800万円以上増やすことができましたが、2カ月で200万円近く減少しました。
さらに、年明け早々も資産は減少しています。
ピーク時よりもざっくり300万円くらいは減っていそうです。

もちろん、為替と株価の影響です。
為替や株価による資産増減が私の入金力(収入―支出)をはるかに超えているので、資産減少を自分の入金力でカバーはできません。

資産4000万円近くになると、自分の資産は自分でコントロールできず、世界経済次第という状態になります。

投資戦略

そして、投資戦略です。

資産3000万円までは入金力ゲーム(収入ー支出の最大化)でしたが、資産4000万円近くなると、いかに資産を増やすかゲームになりつつあります。
資産3000万までは、資産増加よりも入金力(特に収入)を重視していたため、高配当の米国ETFを多く買い増ししてました。

現在は、入金力(収入)よりも、資産を重視しています。
そのため、配当なしのインデックスファンドの投資信託中心です。
「全世界株式」と「S&P500の配当貴族インデックス」を中心に投資を行っています。

投資戦略としては、王道の長期・積立・分散投資が軸です。

これに加えて、もう1つの投資の王道である、「株価暴落時に強気に買い増し」を行う戦略です。
そのため、一定の現金を保有しています。
この「もう1つの王道の投資戦略」について解説した、記事を配信しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。

仕事やFIREはどうなるか?

完全なFIREではなく、サイドFIREやセミリタイアが現実的になるでしょう。

私自身は、資産3000万円でサイドFIREを開始しています。

あなたのライフステージ、ご家族の状況にもよると思いますが、資産4000万円あれば、一定期間無収入でも生きていけます。
例えば、私は独身ぼっちですが、月の生活費は約7万円ほどです。
年間で84万円になりますが、年間80万円と仮定すると、物価上昇など諸条件を無視すると50年間は収入なし、年金無しでも生きられます。
ご家族がいて、月20万円、年間約250万円の生活費ならば、16年は無収入でも生きていけます。
もちろん、資産4000万円あれば、複利効果や配当収入で、資産の切り崩しも少なく済むでしょう。

以上のような人生の見通しができます。
会社の評価や役職、出世争いのため、嫌な仕事をやったり、無理に上司や会社の方針などに従う必要もありません。
週5日働く必要もありません。

という感じで、仕事の自由度が増してくるでしょう。
仕事の人生においても、大きな心の余裕を手にします!

その他、人生の変化はあるのか?

資産4000万は、全てにおいて余裕が出てきます。
具体的には、心、考え、行動、お金、時間の余裕などです。
お金よりも、健康と時間を大切にするようになります。
そしてお金は、増やし方よりも、減らし方、使い方を大切にするようになります。

資産3000万までは、必死に節約し、副業などで収入を増やし、ひたすら入金力アップゲームに没頭している感じでした。
資産3000万円で一定の達成感を得て、資産4000万円になると、ようやく「自分の人生が自分のものになりつつある」という感じです。

時間は有限です。
大切なことは、資産を増やすことではなく、限りある時間、そして今をどのように過ごすかです。
あなたが心からやりたいことを、いつやるかです。
私は34歳になりましたが、ざっくり85歳まで生きるとすると、人生は残り約2500週間です。
そして、健康で体力があるうちに、自由に行動できるのも、30代、あるいは40代がピークかもしれません。
私は、健康寿命を延ばすため、飲酒をこれまでの週6日から週3日以内に減らします!
行動、実行していきます。

この限られた時間、健康的な体、そしてお金をどのように使って過ごすかが、今後のテーマかもしれません。
資産を増やすことのため「だけ」に、残り限られた時間を仕事や副業に当て込むのも、人生の本当の目的とズレてきます。

あなたが、本当にやりたいことは、何ですか?

そして、それはいつやるのですか?

いつ、体力的にできるのですか?

是非、このことを考え、行動に移していきましょう。

まとめ

資産4000万円に到達すると、

  1. 相変わらず贅沢はしない。節約習慣は恐らく一生変わらない。
  2. 資産の増加、減少スピードは早まる。収入アップよりも資産アップを重視する。
  3. セミリタイアが現実的になる。仕事の人生において、心の余裕を手にする。
  4. 人生においても、心の余裕を手にする。健康を大切にし、残りの限られた時間とお金をどのように使うのか意識し始める。

最後に、あなたと視聴者のみなさん、是非私たちで、人生の新時代、新しい景色を見に行きましょう!

ブラボーな人生を歩んでいきましょう。

2023年もよろしくお願いいたします。

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