概要
第1回目では、新卒時の経験をもとに、FIREへのきっかけについて綴りました。
今回は、私の価値観を大きく変えた中小企業への転職について記載いたします。
まだ、この時はFIREという概念は知りませんでしたので、本能にように考え、行動していました。
第1回の内容は以下です
中小企業で経験した広い世界観
NTTグループの会社を退職後、食品飲料卸の中小企業へ転職しました。
皆さんは中小企業について、どのようなイメージでしょうか。
正直、当時は中小企業へのイメージが全く湧きませんでした。
その理由は、
- 学生時代の友人で中小企業への入社するものがいなかった
- 新卒の会社の取引先は大企業や官公庁中心だった
ということです。
したがって、自分とはなかなか接点がなく、未知の世界というワクワク感から中小企業へ入社しました。
2016年に中小企業への入社しましたが、初日から衝撃の連続でした。
どんな感じかというと、2016年の平成時代の東京から、アフリカの未開拓のジャングルに行ったようなカルチャーショックでした。
IT企業から酒類卸企業へという業界の違いもあると思いますが、全てがアナログでした。
特に、留守電、FAX、紙、口頭(言った言わない)の嵐でした。
と、まさに未知の世界でした。
ただ、ここでは、本当にたくさんの方にお会いできました。
地域社会のために、めちゃめちゃ動きまくっているプレイヤーの方々です
- 多くの中小企業オーナー社長とそのご子息、ご息女
- 起業家
- 地主
- 行政関係
- コンサル業
- 取引先(酒類飲料食品メーカー、飲食店関係)
- 農業生産者
- 地域住民
- 弁護士、税理士、社労士、中小企業診断士などの士業など
会社や組織にしがみにつくサラリーマンではなく、
自分の人生を歩んでいる人達です。
色々な方に出会い、あらためて人生の選択肢は色々なんだなと思いました。
自分の価値観や視野は、本当に狭かったと実感しました。
そして、上記に加えて学んだことは、自分の収入はお客様から頂いているということです。
定時に出社し、残業し、毎月決まった日になれば給料はもらえますが、本質は違うということです。
自分で創業しない(雇われている)と真の意味では実感できないことです。
大企業のサラリーマンではなかなか実感することは少ないかと思いますが、中小企業のオーナー経営者と接することで体感できたことです。
さらに、中小企業ということで、2018年の30歳のときは税込年収360万円で、新卒時より低い収入を経験しました。
この時、私は会社だけの収入に頼るのはリスク(危険及び不確実)であり、複数の収入源を持つことの大切さに気付きました。
自分の収入のポートフォリオを構築するということです。会社で複数事業やサービス展開することや株式の分散投資と同じです。
そのような経験から、以下の収入源をもつことに注力しようと思いました。
フロー収入
- 安定した給与=会社員
- 個人事業収入=業務委託など、やりたいことをやって対価をいただく
ストック収入
- ストック収入=ブログやyoutubeなどの広告収入など
- 不労所得=株の配当や不動産の家賃収入など
そして、1の収入は徐々に減らしでも、2,3、4の収入で生きていけるようになりたい思いました。
もちろん、1の会社員の仕事が2と同様、心からやりたいことができているなら、全く問題ありませんが、私はなかなかそうはならないようです。
まとめ
以上、いかがでしょうか。
中小企業で働いている方も多いと思います。
働いている理由は様々だと思いますが、大企業サラリーマンよりも人生を学ぶ機会が多いように感じます。
次回は、この経験を通じて、自分はどのようになりたいかについて、綴りたいと思います。
正直何をしたいかは今でもわかりませんが、どのようになりたいかはある程度見えてます。
次回は、皆さまのためになれるようもう少し頑張ります。