概要
FIREという言葉は最近メディア等でも取り上げられ、徐々に身近になってきました。
今回は、私がサイドFIREを目指すきっかけになった新卒時の経験について綴りたいと思います。
ただ、新卒は2014年入社で、当時はFIREという概念すら考えていませんでした。
私の簡単なプロフィールは以下です
新卒入社の会社で感じた違和感
新卒では所謂大企業に就職しました。
自分自身、これというやりたいことが明確ではなく、
就職活動では複数の業界大手の企業をエントリーしました。
大きな軸としては、大学と大学院で学んでいた「経営工学」
(学問というよりもここで身に着けた解決プロセスなど)を生かして、社会の課題解決を行うというくらいです。
あとは、知名度と大学と大学院まで行かせて頂いた親に喜ばれそうな会社をエントリーしました。
そんな感じて、なんとかNTTグループ企業に入社しました。
正直、定年までいれば安定した生活を送れることは確実でした。
30代後半で管理職(全員ではないが凡そなれる)になれば、年収は1,000万円を超えます。
40代半ばの部長で年収は1,400万円前後である。50代で事業部長で年収は1,600万円前後でしょう。
社内は大半は社内結婚で、2馬力での生活となります。
普通に生活する分には十分な待遇です。
ただ、会社の上司などベテラン社員の姿を見ていて、自分もそのようになりたいと思えませんでした。
もちろん、同僚、先輩、上司など人としては素晴らしい方々にお会いでき、尊敬できる方ばかりでした。
しかしながら、組織で働いている以上、会社という大きな存在と上層部を見ながら
働いている管理職を見ていると、「イキイキ」「ワクワク」というのが感じとれず、「しがみつく」という「負」のオーラを感じました。
これは、私が感じただけで、ご本人の方々はそうではない可能性があることは述べておきます。
そんなこともあり、また自分自身若かったということもありますが
なんのために働いているかわからなくなり、入社2年目で適応障害となり2か月くらい休職しました。
結局退職する選択肢を選びました。
当時は世間的には良い大学に入り大手の大企業に入るという価値観だったため、
非常に勿体無いと思うことや今後の人生の不安を感じました。
しかし、それと同時に、上記の価値観以外に違う価値観の人生を歩もうとも決意しました。
会社にしがみつく(依存する)人生ではなく、自分を軸とした人生を送るということです。
すなわち、自分軸の必要に応じて「会社」をくっつけるということです。
「自分はこうなりたい」だから、「この会社でこれを経験し、これを身に着ける、これを達成する」という感覚。
これは面接で話す、建前等の社会的意義(入社したい理由)ではなく、自分の人生中心の考えです。
そのおかげで、自分自身、今は吹っ切れているサラリーマン人生を送れるようになりました。
まとめ
以上、いかがでしょうか。
皆さまのなかでも、「全てではないが一部同じように思えることもあるな!」という方いらっしゃいますでしょうか。
上記のように感じている方々に少しでもお役に立てれば幸いです。
次は、私の価値観を大きく変えた中小企業への転職について綴ります。
次回は、皆さまのためになれるようもう少し頑張ります。