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日系個別株│2024年の1年間、1200万円を放置した結果がヤバい・・・

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日系個別株│2024年の1年間、1200万円を放置した結果がヤバい・・・

株主質問の一発目で高齢の紳士が社長に質問しました。
株主:天下の三菱商事が、こんな暑い中、株主総会でペットボトルの水1本も出さないとは何事か?
社長:配慮が足りてなかった。この場で水分不足で倒れてしまっては困る。ペットボトル飲料を手配する
ということで、約30分後に会場のホテル側よりミネラルウォーターが株主に手配されました。
出席者一同、ほのぼのした瞬間で和やかな雰囲気になりました。
※注意:元リーマン埼玉の記憶に基づく再現です。

はい!こんにちは。元リーマン埼玉です。

今回は「2024年版│1200万円の日系個別株を放置した結果がヤバい・・・」というテーマで紹介します。

私は2022年、33歳の時に資産3000万円で会社員を退職し、サイドFIRE人生に突入した、独身ぼっち、コミュ障、人見知りの挙動不審でございます。
現在はサイドFIRE3年目の生活を送っており、資産額も6000万円を超えてきました。

2024年の株式市場は、色々と記録にも残る年でした。

  • 7月11日、日経平均の終値で4万2224円まで上昇し、最高値を更新。
  • その後、日銀の利上げの動き、アメリカの雇用統計が市場予想を下回る
  • 8月5日、1ドル141円台まで円高が進み、日経平均株価は過去最大の4451円の下落
  • 翌日、8月6日は、買い戻しの動きで終値3217円の過去最大の上昇

おかげさまで、私も8月は一時、約1000万円ほどの資産減少を経験しました。
幸い、過去複数に渡る株価暴落で握力(またの名は無関心)は鍛えられたので、パニックにならず何とか静観することもできました。

ということで、2024年版「日系個別株を放置した結果」について、私の独断と偏見、主観的に紹介したいと思います。

今回の流れは、次の通り。

  1. 2024年国内外主要インデックスの結果を振り返る
  2. 日系個別株を保有する理由とポートフォリオを紹介
  3. 業種別、企業別の放置結果を紹介

今回の対象は

「インデックス投資だけでなく、個別株をやってみたい」という方に

株価の成長、配当金、その他日系個別株のメリットデメリット

がわかるように紹介いたします。

是非、あなたの資産形成の一助になれば嬉しいです。

私のブログやYouTubeチャンネルでは、お金の知識を通じて、あなたの人生の可能性を豊かにする情報をお届けしています。
すべてはありのままに生きるために。
自分の人生、何か会社にコントロールされている、世間や他者の目を気にしすぎている、誰かが敷いたレールに乗っかっているな、自分の人生でこれでいいんだっけ?と感じている方!
是非、あなたも私やブログやYouTubeチャンネルの視聴者の方々と共に人生を自分のものにしていきましょう!

2024年:国内外主要インデックスの結果を振り返る

日系個別株の詳細を見る前に、まず株式市場全体を振り返ります。
今回取り上げるインデックスは、私の独断と偏見で、次の通りといたします。

市場インデックス銘柄
全世界オール・カントリーeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
米国S&P500eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
NASDAQ100 <購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
日本日経平均eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
TOPIX(東証株価指数)1308 - 上場インデックスファンドTOPIX
今回取り上げるインデックスファンド

日経平均とTOPIXを取り上げるなら「S&P500に加えて全米株式も含めてよ」というご意見もあるかと思います。
今回は日本株テーマのため、以上の5つとしたいと思います。
というより、実際は私自身、全米株式にはあまり投資しておらず、米国投資のメインはNASDAQ100、サブにS&P500なので全米株式は省略しました。

2024年の結果

主要インデックスの結果は以下の通りです。
なお、年末の株価は「2023年=2023/12/29」「2024年=2024/12/30」の終値と致します。
また、参考までに税込の信託報酬も記載します。

分類銘柄2023年
終値(円)
2024年
終値(円)
騰落率信託報酬
(税込)
全世界eMAXIS Slim 全世界株式20,89927,68632.50%0.06%
米国eMAXIS Slim S&P50024,28134,18240.80%0.09%
米国ニッセイNASDAQ10014,13420,12942.40%0.20%
日本eMAXIS Slim 日経平均15,90719,25921.10%0.14%
日本上場TOPIX※分配金込2,4462,94320.30%0.06%

まず、何と言っても「米国株式」が最強の1年でした。
1年間のリターンは脅威の40%超。

よく資産運用のシミュレーションで「「4%」「5%」で見積もると」とやっていますが、それと比較すると脅威的な数字です。
もちろん、長期間ではなく「1年」という短期間ではありますが、それにしても・・・という強さです。

米国株式に引っ張られる形で「全世界株式」もまさかの30%超。
もちろん、全世界株式も米国株式も「円換算」のため、為替の影響もあるかと思います。
2024年の為替は次の通りです。

  • 2023年12月29日:142.3円/ドル
  • 2024年12月30日:158.6円/ドル

ドル円においては、2024年の1年で11.4%円安に進みました。
為替の影響を差し引いても、米国株式の強さを感じます。

日本株のリターンは、「日経平均」が21.1%、「上場TOPIX」が分配金込で20.3%ということで、TOPIXよりも若干日経平均の方が軍配が上がっています。
為替で11%の影響がありますので為替分を差し引くと全世界株式が「21.1%」となり、概ね日本株と同じリターンとなります。

とはいえ、毎月の給料も「円」でもらい、資産も「円」に頼る状況だと、日本市場だけに依存する形です。
カントリーリスクの分散という観点においては、金融資産のリスク分散はやはり全世界株式、あるいは米国株式に投資しておくことが望ましいでしょう。

日系個別株の放置結果

日系個別株の放置結果紹介に入ります。
今年から日系個別株の投資をしたいという方は、メリットデメリットの参考にしてください。

先に、私が保有している個別株の業界、銘柄を紹介します。

  • 不動産投資信託
    • 不動産REIT
      • タカラ・リート
      • スターツPR
      • みらい
      • トーセイ・リート
      • マリモ地方創生リート
    • エネルギーインフラファンド
      • カナディアン・ソーラー
      • 東京インフラ
      • エネクス・インフラ
      • ジャパン・インフラ
  • 総合商社
    • 三菱商事、住友商事
  • 金融
    • 銀行
      • 三菱UFJ、三井住友、住信SBI
    • リース・レンタル
      • オリックス
    • その他金融
      • 上場TOPIX
  • IT
    • 通信サービス
      • NTT、KDDI、ソフトバンク、ソフトバンクグループ
    • インターネットサイト運営
      • 楽天グループ
  • メーカー
    • 自動車
      • トヨタ
    • 情報機器・通信機器
      • キヤノン
    • 飲料・たばこ・嗜好品
      • JT
    • 製鉄・金属製品
      • JFE

なぜ、日系個別株を保有するのか?

大前提

前提として資産額を最大化、投資の最適化なら、全世界株式やS&P500などのインデックス投資が最強です。
2024年の結果もそうですし、過去30年のリターン等を見ても明らかの結果です。
それでも、なぜ日系個別株を保有しているか?というと次の通りです。

きっかけは「三菱サラリーマン」さんのブログ

まず、きっかけは「三菱サラリーマン」さんのブログを拝見したことです。
ブログに記載があった「高配当」の配当収入に憧れました。
三菱サラリーマンさんが紹介していた銘柄を参考に、高配当の個別株をコロナショックやウクライナショックのタイミングで購入しました。

簡単に「三菱サラリーマン」さんを紹介します。
彼はセミリタイア、FIREブームの先駆者。
大学卒業後に東京・丸の内にある「三菱財閥」の企業に就職。

ブログからの引用です。

23歳 入舎当日にセミリタイア/アーリーリタイアを決意

それまで生きてきた自由な環境・校風と異なり、サラリーマンとして生きることは、根底にある価値観・人生観が根本的に異なると感じる。
「普通でいなければならない」空気に違和感を覚える。
「自分は、果たしてこのために生きてきたのだろうか」と考える。
その日にアーリーリタイアを決意。セミリタイア計画始動。

【FIRE】30歳で経済的自由・セミリタイア達成までの軌跡とその後


そして、30歳でアーリーリタイアを達成された方です。
その当時の配当収入は月20万円だったようです。
「三菱サラリーマン」さんは、私が勝手にFIREの師匠としてさせていただいている方です。
「節約」「倹約」ではなく「支出の最適化」などを提唱し、その考え方や行動を含め、私自身、非常に勉強させていただきました。

ということで本題に戻ると、個別株を保有している理由は2つあります。

理由①:配当金=不労所得で未来も安心したい

1つは、「配当金=不労所得が欲しい」からです。
私自身、会社員を退職し、毎月の収入は安定しません。
その中で、一定の配当収入は心の安心感(未来の安心)に繋がります。
個人事業主だと1か月後、1年後の収入がどうなるか分かりません。
配当収入という金額の変動はありながらも、「収入があること」に関してはほぼ確定しているのは大変有り難い仕組です。(無配当になることもありますが)

もちろん、人生トータルの収入面含め資産額の最大化を図るならインデックス投資が正解でしょう。
「定期売却」を自動的にやってもらっているという感覚で高配当の個別株をやっています。
ただし、日系個別株はコロナショック、ウクライナショック等株価暴落のタイミングで購入しました。
現在の購入(積立)はNASDAQ100等のインデックス投資がメインです。

理由②:株主総会が楽しい

私は、個人事業主として国家資格の「中小企業診断士」としてお仕事をさせていただいています。
簡単に言うと「中小小規模事業者」向けの経営コンサルタントです。
そのようなこともあり、株主総会に出席する「第一の目的」は「大企業の経営に関する取組を把握する」ことです。

ただ、株主総会に参加するうちに、第二の目的が生まれてきました。
それは、他の株主と経営陣による質疑応答がたまらなく面白い。
株主総会の出席が私の人生の楽しみとなっているということです。
2024年の株主総会の一例だと、6月末に開催された「三菱商事」の株主総会が面白かったです。
株主質問の一発目で高齢の紳士が社長に質問しました。

  • 株主:天下の三菱商事が、こんな暑い中、株主総会でペットボトルの水1本も出さないとは何事か?
  • 社長:配慮が足りてなかった。この場で水分不足で倒れてしまっては困る。ペットボトル飲料を手配する
    • 注意:以上のやり取りは元リーマン埼玉の記憶に基づく再現です

ということで、30分後あたりに会場のホテル側よりミネラルウォーターが株主に手配されました。
出席者一同、ほのぼのした瞬間で和やかな雰囲気になりました。

以上のような理由で、日系個別株を保有しています。
インデックス投資と比較すると、市場環境の変化等による株価のブレ幅、株主総会などイベントも多いです。
半分、資産形成の息抜きという感覚です。
それくらいの感覚で、余裕がある範囲内でご検討頂ければと思います。

2024年ポートフォリオ紹介とリターン結果

2024年末時点で私の日系個別株のポートフォリオは次の通りです。
特に意識したわけではありませんが、ITと金融で約50%、残りをメーカー、不動産REIT、総合商社、エネルギーインフラで分ける感じです。

No分類20232024成長率
1IT25%27%1.2%
2金融18%24%6.0%
3メーカー15%16%1.0%
4不動産REIT18%14%-3.6%
5総合商社14%14%0.5%
6エネルギーインフラ11%6%-5.1%
合計100%100%0%

2024年の成績は次の通りです。

順位分類2023年末
評価額(円)
2024年末
評価額(円)
成長率配当金
(円)
2024年末
配当利回り
配当込
成長率
1金融2,105,3903,136,20049.0%85,4942.7%53.0%
2メーカー1,785,0502,110,70018.2%76,2003.6%22.5%
3IT3,041,6003,535,38016.2%84,2002.4%19.0%
4総合商社1,659,7001,905,20014.8%63,7503.3%18.6%
5不動産REIT2,154,5001,914,800-11.1%114,0706.0%-5.8%
6エネルギーインフラ1,280,700743,650-41.9%79,76710.7%-35.7%
合計12,026,94013,345,93011.0%503,4813.8%15.2%


配当込で「金融」が53%の成長、メーカー、IT、総合商社は日経平均並み20%前後の成長、不動産リート、エネルギーインフラはマイナス成長となりました。

特に、エネルギーインフラは▲35.7%と酷い下落ですね。
理由は「インフレに弱い(太陽光の買取価格は固定)」「出力制御が増えている(発電しても買取されない)」「ケーブル盗難によるセキュリティコスト」「FIT終了後が不透明」等があります。
エネルギーインフラの配当利回りは株価下落により高配当の状況になっていますが、先行き不透明ですね。
私も保有し続けるか、少し考えどころです。

個別に見ていきましょう。

上昇率:最下位6位「不動産REIT:配当込▲5.8%」&5位「エネルギーインフラファンド:配当込▲35.7%」

上昇率6位は配当込▲35.7%の「エネルギー・インフラファンド」

保有銘柄は次の通りです。

コード銘柄株価(円)評価額(円)配当(円)利回り
2023
年末
2024年
最高値
2024
年末
騰落率2024
対最高値
数量2023
年末
2024
年末
損益合計2023
年末
2024
年末
9284カナディアン・ソーラー111,900115,50076,400-31.7%66.1%3335,700229,200-106,50022,5756.7%9.8%
9286エネクス・インフラ84,90087,40048,900-42.4%55.9%3254,700146,700-108,00017,9827.1%12.3%
9285東京インフラ86,70088,30047,150-45.6%53.4%5433,500235,750-197,75021,5255.0%9.1%
9287ジャパン・インフラファンド85,60086,90044,000-48.6%50.6%3256,800132,000-124,80017,6856.9%13.4%

「エネルギーインフラ」は年末に向かって株価の急落により、2024年最高値に対しても50~60%の株価に落ち込んでいます。
2024年末は底値に近い状態です。
一方で株価下落により、配当利回りは高い状態にあります。
が、今後の配当は不透明な部分が注意が必要です。
急落の原因は先述の通りです。
エネルギーインフラ銘柄は評価額ベースで2024年は約54万円の下落、配当金は税込79,767円の受け取りになります。

上昇率5位は配当込▲5.8%の「不動産REIT」

コード銘柄株価(円)評価額(円)配当(円)利回り
2023
年末
2024年
最高値
2024
年末
騰落率2024
対最高値
数量2023
年末
2024
年末
損益合計2023
年末
2024
年末
3476みらい43,45046,65040,800-6.1%87.5%6260,700244,800-15,90014,1905.4%5.8%
3451トーセイ・リート135,700148,300126,100-7.1%85.0%4542,800504,400-38,40029,5525.4%5.9%
8979スターツPR201,200217,000173,800-13.6%80.1%4804,800695,200-109,60039,9405.0%5.7%
3470マリモ地方創生リート121,900135,000105,000-13.9%77.8%2243,800210,000-33,80014,2725.9%6.8%
3492タカラ・リート100,800105,80086,800-13.9%82.0%3302,400260,400-42,00016,1165.3%6.2%

エネルギーインフラファンドほどではないですが、10%前後の下落となりました。
不動産REIT銘柄では評価額ベースで2024年は約24万円の下落、配当金は税込114,070円の受け取りになります。

不動産投資信託(REIT、エネルギーインフラファンド)以上のような結果です。
やはり、個別株はインデックス投資以上に個別リスクの影響が大きいので、保有検討中の方はご注意ください。

上昇率4位:配当込18.6%「総合商社」

コード銘柄株価(円)評価額(円)配当(円)利回り
2023
年末
2024年
最高値
2024
年末
騰落率2024
対最高値
数量2023
年末
2024
年末
損益合計2023
年末
2024
年末
8058三菱商事2,2543,7752,60415.6%69.0%6001,352,1001,562,400210,30051,0003.8%3.3%
8053住友商事3,0764,4333,42811.4%77.3%100307,600342,80035,20012,7504.1%3.7%

個別株は「三菱商事」「住友商事」です。
「三菱商事」は15.6%、「住友商事」は11.4%の上昇です。
2024年最高値と比較すると、「三菱商事」は69%、「住友商事」は77%に下落しています。
配当利回りは「3%」台です。

私が保有する総合商社銘柄では評価額ベースで2024年は24万円の上昇、配当金は税込63,750円の受け取りになります。
社員さま含め、関係者の皆様には感謝申し上げます。

上昇率3位:配当込19.0%「IT」

コード銘柄株価(円)評価額(円)配当(円)利回り
2023
年末
2024年
最高値
2024
年末
騰落率対最高値数量2023
年末
2024
年末
損益合計2023
年末
2024
年末
9984ソフトバンクグループ6,29312,1809,18546.0%75.4%100629,300918,500289,2004,4000.7%0.5%
4755楽天グループ6281,07085936.8%80.3%200125,600171,78046,18000.0%0.0%
9434ソフトバンク17621119913.0%94.5%3000528,000596,70068,70025,8004.9%4.3%
9433KDDI4,4865,1055,04212.4%98.8%200897,2001,008,400111,20028,0003.1%2.8%
9432NTT172193168-2.5%87.1%5000861,500840,000-21,50026,0003.0%3.1%

個別株は「NTT」「KDDI」「ソフトバンク(SBKK)」「ソフトバンクグループ(SBG)」「楽天グループ」です。
上昇率トップは、「SBG」で46%、続いて「楽天グループ」で36.8%となっています。
楽天グループはモバイル事業の多額投資による減価償却費により赤字になっていましたが、企業の収益力を示す「EBITDA」においては、2024年第3四半期は922億円(前年同期比159.1%増)の黒字を達成。
堅調に改善されてきています。

「SBKK」は13%、「KDDI」は12.4%、「NTT」は▲2.5%となりました。
なお、楽天グループは無配当、SBGも利回り1%未満でほとんど配当はありません。
この2銘柄は、単純に株主総会に出席したいがための保有です。
楽天の三木谷さん、ソフトバンクの孫さんの話を聞きたいがために保有しています。
少し話はズレますが、サラリーマン社長と異なり、オーナー社長の質疑応答はなかなか面白いです。
孫さんの株主総会はほぼ与太話です(個人的感想です)

私が保有するIT銘柄では評価額ベースで2024年は49万円の上昇、配当金は税込84,200円の受け取りになります。
社員さま含め、関係者の皆様には感謝申し上げます。

上昇率2位:配当込22.5%「メーカー」

コード銘柄株価(円)評価額(円)配当(円)利回り
2023
年末
2024年
最高値
2024
年末
騰落率対最高値数量2023
年末
2024
年末
損益合計2023
年末
2024
年末
7751キヤノン3,6205,2745,16142.6%97.9%200724,0001,032,200308,20029,0004.0%2.8%
7203トヨタ2,5913,8913,14621.4%80.9%100259,050314,60055,5507,5002.9%2.4%
2914JT3,6454,6224,08011.9%88.3%100364,500408,00043,50019,7005.4%4.8%
5411JFE2,1882,6451,780-18.7%67.3%200437,500355,900-81,60020,0004.6%5.6%

個別株は「キヤノン」「トヨタ自動車」「JT」「JFE」です。
キヤノンが「42.6%」、トヨタは21.4%と日経平均並み、JTは11.9%の上昇となりました。
JFEは▲18.7%の下落です。
2024年最高値と比較すると「キヤノン」は97%で最高値付近、「JFE」は67%に下落しています。

高配当で有名な「JT」は、2023年末で配当利回り5.4%でしたが、株価上昇により2024年末で4.8%になっています。
私が保有するメーカー銘柄では評価額ベースで2024年は32万円の上昇、配当金は税込76,200円の受け取りになります。
社員さま含め、関係者の皆様には感謝申し上げます。

上昇率1位:配当込53.0%「金融」

コード銘柄株価(円)評価額(円)配当(円)利回り
2023
年末
2024年
最高値
2024
年末
騰落率対最高値数量2023
年末
2024
年末
損益合計2023
年末
2024
年末
7163住信SBI1,5473,7903,765145.0%99.3%100154,700379,000224,3009,9006.4%2.6%
8316三井住友2,2933,8883,76464.1%96.8%300687,9901,129,200441,21031,5004.6%2.8%
8306三菱UFJ1,2121,8701,84652.4%98.7%200242,300369,200126,9009,1003.8%2.5%
8591オリックス2,6563,7883,40828.3%90.0%200531,200681,600150,40023,5944.4%3.5%
1308上場TPX2,4463,0352,88618.0%95.1%200489,200577,20088,00011,4002.3%2.0%

個別株は「住信SBI」「SMBC」「三菱UFJ」「オリックス」「上場TOPIX」です。
まず、住信SBIが145%のリターンで約2.5倍の成長となりました。
SMBCも64.1%、三菱UFJも52.4%と凄まじい結果となりました。
2024年の最高値を見ても、ほぼ年末に向かって最高値を更新している感じです。

さらに配当金も別にありますので、2024年だけ見れば、銀行預金ではなく銀行の株を持っていた方が断然良い状況でした。

2023年年末ベースの配当利回りでは、住信SBIが6.4%、SMBCが4.6%と高配当でした。
が、2024年に株価は上昇していますので、配当利回りは2%台となっています。

私が保有する金融銘柄では評価額ベースで、2024年は103万円の上昇、配当金は税込85,494円の受け取りになります。
社員さま含め、関係者の皆様には感謝申し上げます。

まとめると・・・

個別株はインデックス投資と比較し大きなリスク(=つまり、ブレ幅)があります。
インデックス投資は個別株ほどブレ幅がなく「淡々と積み立てる感じがつまらない」と感じる方も多いでしょう。
資産形成においては、メイン(=コア投資)はインデックス投資、サブ(=サテライト投資)は個別株。
ブレ幅や株主総会、配当金を楽しむなど、長期投資を続けられるような息抜きで取り組んでいただけると良いかもしれません。

2024年末の株価を紹介しましたが、大きく変動している可能性があります。
個別株を検討されている方は最新の情報をご確認ください。

以上です。

是非、あなたも、私やブログ、YouTubeの視聴者の方々と一緒に、節約、貯金、副業、投資を励み、人生の新時代、人生の新しい景色を見に行きましょう。

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