こんにちは。元リーマン埼玉 (@saitamawoker)です。
私は、2022年33歳で、資産3000万円でサイドFIREを開始しました。
今回は、「うちの会社は給料が低いと嘆く、あなたへ知ってほしいこと」をお伝えします。
今回の内容の結論をいいます。
給料が低いと嘆いても、
- 自分と周囲の方々が不快になるだけ
- 他者と数字を比較しても、自分が不幸になるだけ
- その思考があなたの給料を下げている
そんなあたなに実践してほしいこと
- お金の定義を理解しよう
- そもそも給料以外の収入源を作る考えを持とう
- 他者ではなく、自分の価値観判断軸を持とう
少し尖って辛口表現もありますが、大事なことですので、しっかり最後までご覧いただき、自分の人生を他者軸ではなく、自分軸にしましょう。
目次
前提
今回の前提をお伝えします。
1.価値観は人それぞれです。
収入が多くて幸せな人もいれば、不幸な人もいます
収入が多い、少ない、どちらが良い、悪いというものではありません
2.私の主観、独断と偏見も入っています。
世の中の全員に当てはまる、ベストな生き方、価値観はありません。
日本人の収入について
日本は世界主要国の傾向と反して、平均年収が横ばい、若しくは下落するという、怪奇現象を起こしている国です。
もちろん、これは、日本人全体の平均ですので、一部の年代や、職種に限っては、世界の主要国と同様の傾向がある方々もあると思います。
例えば、東京エレクトロン。
2014年は平均年収が756万円
2018年は、1076万円
2022年は、1285万円
と右肩上がりの会社でございます。
これは一例ですが、年々収入が上がっている会社もあれば、そうでもないという会社があるということです。
本題に参ります。
給料が低いと嘆いても、自分と周囲の方々が不快になるだけ
私がたまに前職の同僚と会う機会があります。
彼は、常々、うちの会社は給料が低い、仕事に対して給料が見合っていないと言っています。
まあ、確かに。と思う節はあります。
しかしです。
今いる会社を選んだのは「あなた」です。
誰も、頼んでいません。
会社も入社の内定を出しただけで、入社を選んだのは「あなた」です。
あーだ、こーだ、不平、不満を漏らしたところで、給料は上がらないし、周囲の人(会社の同僚等)にもプラスの影響はありません。
私自身も、いつもこの話を聞くので、あまり気分が良いものではありません。
嘆くのは、入社する会社のリサーチ能力、情報収入能力がなかった自分の視野の狭さや能力が不足していることを嘆きましょう。
これなら、自分だけの話ですので、しっかり反省もして、視野を広げ、能力を上げてください。
彼自身は、30代前半で、転職組中心の会社の中では社歴も長く、確かにそこそこ仕事はできます。
僕は元コンサル出身(大手ではない)で論理的思考力はめちゃくちゃ高いぜ!と、イキリまくっている、青年です。
このイキリと給料の不満をもらす、非論理的な思考というギャップが可愛いなと私は見ています。(そういう意味ではありません)
いつもこの話の展開なので、早くこのループから脱出することを節に願います。
他者と数字を比較しても、自分が不幸になるだけ
そもそも給料が低いというのは、誰と比べているのでしょうか?
数字を取り上げたら、上に上がいます。
年収400万円が500万円になったところで、600万円もらっている仕事の出来ない先輩より収入が低い
500万円が600万円になったところで、700万円もらっている競合他社よりも低い
700万円が1000万円になったところで、1500万円もらっているゴルフの調整しかしていない部長よりも低い
激務と過大なストレスに耐えて、1500万円が2000万円になっても、3000万円もらっている悠々自適に配当生活YouTuberよりも低い
まーキリがありません。
これをやっても、ネズミのラットレースをやっているだけです。
ラットレースを客観的に見ていて、あなたはあのネズミが幸せに見えますか?
もちろん、好きでラットレースをやっているネズミもいると思います。
価値観は人それぞれですが、ラットレース以外の世界をあのネズミが知ったら、他の道に進む可能性もあるでしょう。
給料の多寡だけで判断しているとラットレース中のネズミと大差はありません。
そもそも、自分がモノゴトを見る価値判断軸をずらしませんか?
その思考があなたの給料を下げている
お金がないと嘆いている人に限って、お金を貯めることをやっていない傾向があります。
給料が低いと嘆いている人に限って、収入を上げる行動をやっていない傾向があります。
お金がないと言っている人は、手取30万円で家賃が15万円、携帯がキャリアで月1万円、飲み代が月5万、そしてたばこを吸う。その他衣類や生活費に消えて、お金が残らない。
ツッコミどころが満載です。
給料が低いと嘆いている人は、「収入=会社の給料」だけの世界なので、それ以外の手段で収入を得ようと考えていません。
そして、精神論に近いですが、言動は実現してしまいます。
お金がないと言っていると、お金がない自分が実現してしまいます。
給料が低いと言っていると、給料が低い自分が実現してしまいます。
そんなに実現したいのでしょうか?
そんなあたなに実践してほしいこと
お金の定義を理解しよう
お金とは、
- モノやサービスを「○○円」と表すことによって、あらゆる商品の価値を同じ尺度で表すことが可能になる価値尺度。
- 貨幣はどんな物にでも交換することができるので、交換が円滑に行われ、物々交換をしなくてもすむ交換手段。
機能的な観点で、端的に言えば、交換手段です。
物質的な観点で、端的に言えば、ただの電子データ、数字の羅列、ポイントと同じです。
交換するものがなければ、お金に価値が生まれません。
交換といっても、食料や洋服、家電、車といったハード的なものと、振込手数料、クリーニング、医療行為などソフト的なものもあります。
さらに、お金をもっていることは、資産家だの、お金持ちだの、地位や名誉的なものの交換手段かもしれません。
私のような変態レベルの節約家で、地位や名誉も興味がない人間からすると、あまりお金に対する相対的な価値が他人よりも低いかもしれません。
そもそも給料以外の収入源を作る考えを持とう
あなたは、確定申告書を見たことがあるでしょうか?
確定申告書を見ると、本当に勉強になります。
なんと、確定申告書には、収入を得る入り口が整理されて書いてあります。
事業所得、給与所得、不動産所得、配当所得、雑所得、譲渡所得などです。
「学校を卒業したら、会社に就職し給与を得て生活する」という考え方しか持っていないと、得られる収入は給与所得だけです。
しかし、それ以外に収入を得る入り口を知っていれば、事業所得や配当所得、不動産所得に加えて、給与所得もあるというように、収入源を複数作ることもできます。
このような考え方を持っているか否かで、将来的にも大きく人生に影響が出てきます。
あなたはどんな入り口を作りたいですか?
他者ではなく、自分の価値観判断軸を持とう
「2.他者と数字を比較しても、自分が不幸になるだけ」と少し重複する内容ですが、他の会社や他の人と収入を比較してもあまり意味がありません。
もちろん、ライバルを設定し、目標とし、切磋琢磨し、高め合うことを否定しているわけではありません。
生きることにおいて、何かが多いか少ないか、大きいか、小さいかを他の人と比較してもあまり意味がありません。
比較したところで、事実が変わることはありません。
他者は変えられませんが、自分は変えることができます。
事実は変えることはできませんが、これからの考え方や行動は変えることができます。
私は、小川沿いに、アウトドアチェアに座りぼーとしていることで幸せを感じます。
これを実現するのに、他者と比較して高い収入も、高額なブランド品もいりません。
私の話で恐縮ですが、現在の資産額は4500万円以上で5000万円が目前となってきました。
あくまでも私の独断と偏見と主観的な内容ですが、他者と比較して、収入が多い、少ない、社会的に高い職業か否か、新築とか中古とかタワーマンションとかに住んでいる、どうでもよくなりました。
それは、お前の資産が(世間一般的には)多く余裕があるから言えることだ!というツッコミもあるかもしれません。
確かにそれもありますが、一度生活水準をがくんと下げて生活をすると、本当に必要なことと、そうではないことの基準が明確になってきます。
逆に、一度憧れる生活を実践していみると、あ~こんなもんかをいう感覚を持てます。
つまり、自分の価値判断軸を持つ方法として、
①一度生活水準をがくんと下げて生活をする
②一度憧れる生活を実践してみる
この2つを行うことです。
繰り返しになりますが、
①一度生活水準をがくんと下げて生活をする
これを行うことで、自分の譲れない線というのが見えてきます。
最低限はこれが必要なだという実感を得ます。
逆に不要なものもわかります。
これの支出は、ただの体脂肪だ・・・という感じです。
②一度憧れる生活を実践してみる
これを行うことで、1回経験すれば十分だなというのが実感します。
憧れ、見栄とういのを取り除くことができます。
それは、贅沢、無駄遣いではないか!というツッコミもあるかもしれません。
しかし、それは違います。
見栄や欲望のようなものをずっと蓄えて生活しているよりも、1回経験することにより、欲望が実体験に変わります。
そうすると、アレ?ずっと欲しかった、やってみたかったけど、こんなもんか?という実感を得ます。
1回経験すれば、俺は何に向かっていたのだ?冷静になることができます。
結界的に、1回分の投資はかかりますが、以後ストレスなく支出の最適化を実践することもできます。