
- 今振り返えると、この浪費経験は後の人生に対して複利効果でじわじわと効いてきます
はい!こんにちは。元リーマン埼玉です。
今回は37歳独身ぼっち、資産7000万円の私が振り返る「30歳までにやっておいて良かったこと、30歳までにやっておけば良かったこと」というテーマで紹介いたします。
今回の動画では、私が20代で経験した「浪費・挫折・自己受容」がどのように、2026年現在の今、37歳で資産7000万円、サイドFIRE人生に繋がってきたのかをお話しします。
2022年にYouTubeチャンネルを開始して、5年目を迎えます。
投稿頻度は他のチャンネルと比べると多くはありませんが、今ご覧頂いているあなたや視聴者の皆様、そして応援コメントやリアルなお悩みのご相談など、様々なカタチで皆さまに支えられてきたと思います。
本当に感謝申し上げます。
私のYouTubeチャンネルの視聴者さんは
- 「35~44歳:約35%」
- 「45~54歳:約45%」
40歳前後、50歳前後の年代で約80%を占めます。
そして、男性が約95%という大変有り難いことに「漢」のチャンネルとして確立しました。
私は、女性の視聴者さんを増やしたいという「よこしまな気持ち」は毛頭、一切ありません。
これは本当です。。。
もちろん、女性の視聴者さんも大歓迎です。来るもの拒まず!
視聴者の皆様も「あの時、あーしておけば!」とか「あの時、こーしておいて良かった~」など様々な人生経験を積まれていると思います。
ということで、私より人生の先輩も多いので、是非コメント欄で30歳だけでなく、40歳や50歳までにやっておいて良かったこと、やっておけば良かったことを教えて頂けますと非常に嬉しいです。
年齢関係なく、今日があなたの人生で一番若い日です。
あなたの何か新しい一歩を踏み出す参考になれば幸いです。
是非、資産形成の息抜きとして最後までご覧ください~。
私のブログやYouTubeチャンネルでは、お金の知識を通じて、あなたの人生の可能性を豊かにする情報をお届けしています。
すべてはありのままに生きるために。
自分の人生、何か会社にコントロールされている、世間や他者の目を気にしすぎている、誰かが敷いたレールに乗っかっているな、自分の人生はこれでいいんだっけ?と感じている方!
是非、あなたも私やブログやYouTubeチャンネルの視聴者の方々と共に人生を自分のものにしていきましょう!
目次
30歳までにやっておいて良かったこと①:超浪費家を経験したこと
あなたは、浪費家時代がありましたか?
「節約や投資のチャンネルなのに浪費が良かった?」と思われた方、いらっしゃいますよね?
私の資産形成とサイドFIRE人生は、新卒の新入社員時代、26、27歳の時が今の人生の土台になりました。
この時の私は毎月の手取りの100%以上を使うような超浪費家でした。
つまり、毎月の家計は赤字で貯金の取崩し生活です。
私は新卒でIT業界の大企業に入社。
新入社員時代、意識が高かった私は、バリバリ仕事をして、稼いで出生してやるぞ~と意気込む感じです。
しかし、現実は配属された部署は新設部署に近く、しかもあまり仕事(クライアント)がいない部署。
実践的、実務的な仕事、つまりプロジェクトは多くありませんでした。
そのため、総労働時間管理のため、残業禁止、有給休暇100%が目標という世間的にはスーパーホワイトな部署でした。
一方で、同期は様々なプロジェクトにアサインされて、バリバリ経験を積んでいる。
自分はその経験が積めずにモヤモヤした葛藤が出てきました。
確かに、大企業のため、有給も最初から年間20日、ボーナスも日経新聞で公表されるような金額が支給され福利厚生も充実など、恵まれた環境でした。ただ、このようなモヤモヤがストレスの要因となり、酒や旅行など現実逃避にお金を使うようになりました。
東京都内の一人暮らしで、月の生活費が家賃、娯楽も含めて平均30万円、夏休みやゴールデンウイークは40万円ほどの支出もありました。
簡単にいうと、ホワイト過ぎてストレスを貯め込んだ感じですね。
人間はわがままですね。私だけかもしれませんが。
ホワイト過ぎて心が病んだという方がいましたら、ひっそりとコメント欄で教えてください。
しかし、後から振り返えると、この浪費経験は後の人生に複利効果でじわじわと効いてきます。
お金をたくさん使っても、一時的な幸福感は得られるが、恒常的には満たされない。
むしろ若干空虚な感じになるという経験を若い時に出来たということです。
恐資産形成ガチ勢の方!当てはハマる方いませんか?
自分の金銭感覚の上限値を知れた感じですね。
ここでいう上限というのは、支払い能力ではなく、高価なモノや高価なサービスを受けても「自分自身はそこまで幸福感を得ることはないんだな~」という実感です。
お酒で例えると、「どこまでなら楽しく美味しく飲めるのか、どこから泥酔や気持ち悪くなるのか」という閾値ですね。
やはり、浪費・消費・投資の違いは、頭で理解するより「体感」しないと分からない。お酒も飲まないと限界が分からない。
あなたは、そういう経験ありませんか?
30歳までにやっておいて良かったこと②:人生のレールから外れたこと
あなたの人生の転機はいつ、どんな時でしたか?
私はホワイト過ぎてストレスで病むという経験をし、大企業から中小企業に転職しました。
もちろん、他の大企業の転職も進めていました。
しかし、また新卒時代と同じようなことの繰り返しになるかもと思い、一層のこと未知の世界「中小企業に行ってしまえ」という感じですね。
一応、昭和生まれで父会社員、母パートの家庭で育った私は「やはりいい学校を卒業し、いい会社に勤める」というのが人生の「唯一」の正解という価値観でした。
当時27歳、社会人3年目を迎えた私にとっては、この人生のレールが大企業から中小企業の転職で全てが外れた感じになりました。
もちろん、「あえて」人生のレールから外しに行ったのですが。
結果は、自分にとって大正解!
中小企業の世界は、大企業時代と異なる人間関係で、良くも悪くも全てが新鮮でした。
簡単にいうと、自分の人生を歩んでいる人がめちゃくちゃ多いなという体感です。
社内ではなく取引先など社外にそういう人が多かったですね。
大企業時代の仕事の関係者は全て公務員か会社員。
一方、中小企業転職後は、取引先や関係者が自営業者、会社経営者が多い。
「こんなにも社長や起業した人って世の中にいるんだな」という実感です。
そして、彼ら・彼女らは自分の意志で仕事をしているので、顔つきが明らかに違う!
新卒の大企業時代は、社内は当然会社員、社長もサラリーマン社長です。
仕事の関係者も全て会社員か公務員でした。
なので、私にとって中小企業で出会った人達の顔つきが非常に新鮮でした。
私は27歳でこの人生のレールから外れた経験から「会社員以外の人生も結構楽しいかもな~」と人生の価値観、人生の選択肢が非常に増えた実感を得られました。
30歳までにやっておいて良かったこと③:難関国家資格の取得
これは、先ほどのおまけのような感じなので、軽く触れたいと思います。
あなたは勤め先以外に、コミュニティ、仲間はいますか?
私はぼっちなので友だちはいませんが、少なからず仲間はいます。
(一方的に私が思っているだけかもしれませんが)
私は29歳の時に、中小企業診断士という経営コンサルタントの国家資格に合格しました。
弁護士や税理士などと比べて有名な資格ではありませんが、当時の合格率は約4%という一応難関国家資格です。
「なんだ、難関資格の自慢かよ」
「資格勉強とか興味ねえよ。稼げれば資格とかいらねーだろ」
と思われるでしょう。
私は資格取得を推奨しているわけではありません。
申し上げたいことは、会社以外に新たに仲間ができるということ。
士業の資格なので研究会や公的案件など様々な情報、様々な人達と会える機会を得られることに意味があります。
中小企業診断士に限らず、他の士業資格も同様だと思います。
勤め先以外の仲間が増えますので、様々な人生の選択肢を知ることもできます。
そういう生き方もいいのね!という感じです。
まさに生き方の選択肢が増える感じですね。
資格以外にも、何かしら仲間がいるコミュニティ(あるいはサードプレイス)に所属できると、人生の幅は広がります。
株式会社マイナビの調査によると、第三の居場所(サードプレイス)を持つ人は「仕事と私生活どちらも満足している割合が39.4%で、持たない人に比べて、15.1pt高い」というデータもあります。
あなたは勤め先以外に、コミュニティ、仲間はいますか?
この勤め先以外のコミュニティの重要性を30歳までに経験、知れたことは、今の人生に大きく影響しています。
30歳までにやっておいて良かったこと④:節約と投資、読書
「3つ同時かよ」と聞こえてきそうですが、数多くの節約投資系YouTuberでも、節約、投資、読書の話は切っても切れない関係にありますね。
まず節約です。
冒頭で浪費にも触れましたが、反対の節約生活って結構楽しいなと20歳で知れて良かったと思います。
この節約生活は、節約しないと生活できないという「仕方なく」ではありません。
むしろ、主体的、ポジティブな意味合いです。
あえて楽しいから節約生活を行う、入金力ゲームの攻略のため積極的に節約ゲームを極めるという感じです。
「外食ではなく自炊ってうまいな~、自分料理できるじゃん」とか「電車使わずに一駅歩こう。あれ、この道にこんな素敵な公園やお店があったんだ。この道の景色いいな」とか、色々な気づきを得られます。
あなたも日常でそういう経験ありませんか?
恐らく、資産形成ガチ勢の方は、同じような経験をされている方が多いと思います。
これが塵積の幸福感をもたらしてくれます。
そして、自炊したり、歩いたりするので健康にもなります。
自己肯定感、自分できるじゃん!という自己効力感も爆発的ではないですが、じわじわと上がってきます。
私は散歩が趣味なので、お金もかからずに楽しめます。
駅では、エスカレーターではなく必ず階段を使います。
無料の筋トレ設備ですからね。
そして、節約で人生の幸福感を少しずつ上げつつ、浮いたお金は投資に回します。
皆さまご存知の通り、投資は元本も重要ですが時間も重要です。
節約によって投資元本を確保し、20代の若いうちから投資を行い、時間を味方にできるとその後の人生は大きく変わります。
仮に、大卒22歳から60歳まで38年間、毎月1万円を全世界株式に投資するだけで、元本456万円に対して60歳時点で約2700万円を構築できます。
(試算は全世界株式の過去平均利回り8%の皮算用です)
そして、40歳から60歳までの20年では、同じ毎月1万円の積立投資でも元本240万円に対して運用結果は約580万円。
元本の差は216万円ですが、運用結果は「約2000万円以上」の大差という圧倒的な差をもたらします。
学校で教えてくれよ!という話ですよね?これぞ、時間と複利の力ですね。
私は新卒の25歳から確定拠出年金(企業型DC)に加入していましたが、その時は資産運用に関して完全に無知でした。
実際の運用開始は、27歳のころに中小企業に転職した際です。
大企業のような保証がないから「今後は自分で老後も何とかしないとやばいな~」と思った時です。
そして、山崎元さんの「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」という本との出合いです。
私は本を読んで「投資って、こんなんでよいのか!」と衝撃を受け、すぐさまに投資を開始しました。
同時に節約も開始。
27歳で貯金約100万円だった私は資産形成ガチ勢となり、10年後の2026年の今、37歳で金融資産7000万円に至りました。
そして、人生も大きく変わりました。
全ては山崎元さんのおかげです。
改めて感謝したいと思います。
亡くなったことが本当に惜しい方です。
30歳までにやっておいて良かったこと。
もう、お分かりですよね?
つまり、読書の存在です。
投資や人生も当然浮き沈みがあります。
どちらも短期ではなく長期戦であります。
この時の支えになるのが、先人の知恵である「読書」です。
何かに直面した際の、感情面だけでなく、考え方、具体的な対策や方法論なども先人から学ぶことができます。
RPGゲームに例えると、強くてニューゲームですね。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
愚かな人は自分の失敗や体験からしか学ばないが、賢い人は他人の経験(歴史)から学び、自らの失敗を避けるということですね。
視聴者の皆様も読んでいる人が多いと思いますが、私の人生設計に大いに学びになったものを簡単にピックアップします。
- 山崎元さんの「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」
- 世界的ベストセラー「敗者のゲーム」や「Die with Zero」
- 日比谷公園などを設計した公園の神様である本田清六の「私の財産告白」
- 田内学さんの「きみのお金は誰のため」
- 稲盛和夫の「生き方」
あなたの人生を変えた一冊はありますか?それはどんな本でしょうか?
私は30歳までに節約と投資、読書の習慣化で株価の乱高下に一喜一憂せず、精神的にも落ち着いて、淡々と資産を積み上げることがでるようになりました。
27歳の投資初期段階ではなかなか資産が増えず、耐えきれずに「第1次トランプ政権ショック」などの株価下落で狼狽売りや失禁売却も行っていました。
今となっては、まだ若く投資元本も多くはないタイミングです。
勉強代として失敗の経験をできて良かったと振り返ることもできます。
教育費や住宅ローン、老後費用に直面していない若い状態で、早く失敗すれば、その分早く軌道修正も可能ですからね。
30歳までにやっておいて良かったこと⑤:自分を受け入れたこと
あなたは、自分の人生を生きていると感じていますか?
私は良くも悪くも30歳までの経験を通じて、自分を受け入れる「土台」ができました。
30歳時の資産額は約1000万円ほどですので、徐々に他者軸の人生から自分軸の人生を生きる移行期間のタイミングです。
徐々に人生観も変化が出てきます。
他人が羨ましいと思う人生や生活を送ることではなく、自分が自分自身と向き合うことで「自分は、本当はこういう風に生きたかったんだ」と気付くようになりました。
私の場合は、他人に自分の時間と場所、一緒に働く人を決められることが性分にどうしても合わなかった。
そして、2020年頃YouTubeやブログで知った「FIRE」や「セミリタイア」人生を目指すようになりました。
今までの価値観「いい学校を出て、いい会社で定年まで勤めるという人生以外もあるんだ」と知り、さらにFIREやセミリタイアという概念も加わり、人生がいい意味で軽くなった感じがしました。
自分を受け入れられたことも30歳まで経験できて良かったなと感じています。
以上が「30歳までにやっておいて良かったこと」ですが、今回はこれで終わりではありません。
良いこともあれば、反省点や後悔することもあります。
つまり、「30歳までにやっておけば良かったこと」があります。
私は基本後悔しない性格ですが、反省点ということにして見ていきましょう。
「30歳までにやっておけば良かったこと」①:恋愛と結婚
30歳までに、転職や難関国家資格の取得、仕事、資産形成ガチ勢などに励んだ結果、恋愛や結婚のチャンスは逃していました。
優先順位が低かったということですね。
結果、37歳で独身ぼっちであります。
ちなみに、マッチングアプリで頑張ってはいますw
ご結婚、そしてお子様がいる方々、やはり結婚して良かったですか?
視聴者の皆様、是非ご教示頂けると嬉しいです。
私自身は年齢が上がるにつれて、そしてさらに資産が増えるにつれて、この結婚、パートナー探しのハードルが上がってきました。
生物学的にも、やはり子孫は残したいという本能は働きます。
子供を持てる女性を希望すると、年代的にもそろそろ上限が来るかなという感じです。
さらに、資産額が増えるにつれて生物学以外にも、経済的価値観の重要性が増します。
人生の価値観は異なっても良いのですが、お金の価値観だけは合わせないと人生崩壊のリスクが生じます。
この生物学的観点と経済的価値観の観点でパートナーを考えると非常にハードルが高いこと、高いこと。
20代でれば、パートナー探しはまだまだハードルが低かったのでしょうが、30歳からハードルが年々インフレしつつあります。
この恋愛や結婚界隈に関しては、私は偏差値3くらい、ポケモンでいうマサラタウンのポッポやコラッタのレベル2くらいの状態です。
本当にご視聴頂いている人生の先輩方からご指導コメントを頂けると嬉しいです。
もちろん、若い方も大歓迎です。
「30歳までにやっておけば良かったこと」②:早起きと運動の習慣化
私自身、後悔しない性格なので、結婚できなかったこと以外は特に反省点、後悔ポイントはありません。
ですが、あえてボロ雑巾を絞ると、早起きと運動の習慣化です。
皆さんは、早起き、運動の習慣化できていますか?
私は、特に冬場、寒くて外に出るのが面倒、朝は布団から出られないというタイプです。
サイドFIRE生活の今も朝は苦手で、仕事の予定がないと朝8時過ぎまで寝てしまいます。
他の資産形成系YouTuberの方は会社員をしながら動画を作成しており、朝の時間を有効活用しているじゃないですか?
あれには、非常に尊敬でしかありません。
「まあ、早く寝て早く起きろよ!」という話ですが。運動も同様ですね。
散歩や筋トレを行いますが、習慣化までには至っていません。ここは反省点です。
40歳になるまでに習慣化するのが課題ですね。
すみません、最後は余談になりました。
まとめ
スティーブ・ジョブズの名言。
「点と点をつなぐ (Connecting the dots)」という考え方。
「未来に先回りして点と点を繋ぐことはできないが、過去を振り返ったときに全ての経験が繋がって意味を持つ」。
この言葉の意味がアラフォーになってきてようやく理解できるようになった、今日この頃です。
以上です。
是非、あなたも、私やブログ、YouTubeの視聴者の方々と一緒に、節約、貯金、副業、投資を励み、人生の新時代、人生の新しい景色を見に行きましょう。