資産形成を行い、お金と自分の価値観に向き合い、足るを知り、資産額がバグり始め、複業など複数の収入源を持つ。
すると、徐々にお金である程度のことは解決でき、嫌なことはお金で回避することが可能になります。
しかし、この世の全てはお金ではなく「ヒト」が動いているということです。
「ヒト」が動いているから、世の中が回っています。
はい!こんにちは。元リーマン埼玉です。
今回は「資産形成で人生バグった」について、私の独断と偏見、主観的に紹介致します。
私は2022年、33歳の時に会社員を退職し、現在はサイドFIRE、セミリタイア人生を送る「独身ぼっち」です。
幸い現在は、本当に「自分のありのままの人生」「自分が生きたい人生」「自分軸の人生」を送れていると実感をしています。
それは、資産が「ほぼゼロ」の浪費家時代を脱却し、本気で自分の人生と向き合い、自分の人生を実現する「1つの手段」として資産形成に励んできたからです。
もちろん、将来が何が起こるかはわかりませんが、何が起きても「後悔のない人生を送れる」と確信に変わってきています。
その1つは、資産がほぼゼロから約8年の年月をかけて資産6000万円まで到達できたことです。
ある程度の資産額を構築できたので、「将来の安心」と「様々なことに挑戦できるチケット」をある程度得ることができました。
もう1つは、2023年の年末、父が末期癌により68歳で他界したことです。
父は普通の会社員。
64歳で会社員を退職し、これから趣味のゴルフや夫婦で旅行など楽しもうと「セカンドライフ」を歩み始めたところでした。
父が残した「ノート」には、「人生に一切の後悔なし」という清々しい一文でした。
恐らく、父なりに人生を全うした証だった思います。
人生、本当にいつ何が起こるか分かりません。
私は資産形成が「きっかけ」となり、今現在の「後悔のない人生」を送れていると感じています。
「超絶幸せか?」というと、独身ぼっち、コミュ障、人見知りの挙動不審なので、「絶対的にはそうではない」です。
しかし、少なくとも死ぬ時に「後悔しない人生を歩んでいる」ところです。
そこで、今回は
- 私が資産ほぼゼロの浪費家時代から資産6000万円まで構築してきた経験
- その中で出会った方々からの学びや気付きを含めて
- 「資産形成をきっかけにして、人生がバグったこと」
について、私の独断、偏見、主観マシマシにご紹介いたします。
是非、あなたの資産形成、人生のモチベーションアップになれば幸いです。
私のブログやYouTubeチャンネルでは、お金の知識を通じて、あなたの人生の可能性を豊かにする情報をお届けしています。
すべてはありのままに生きるために。
自分の人生、何か会社にコントロールされている、世間や他者の目を気にしすぎている、誰かが敷いたレールに乗っかっているな、自分の人生でこれでいいんだっけ?と感じている方!
是非、あなたも私やブログやYouTubeチャンネルの視聴者の方々と共に人生を自分のものにしていきましょう!
生き方がバグった
学生時代は、学校を卒業し、会社に就職。
年金をもらう65歳まで働いて定年退職。
その後に老後人生を歩む。
途中、30代前後で結婚し住宅ローンでマイホームを購入。
日々の生活費、住宅ローンの返済や老後の資金のため、会社にしがみつく。
嫌なことがあっても会社ファーストで働く。
なぜなら、収入を得る方法は会社の給料だけだから。
会社の給料がないと生きていけない、
給料を増やすために、会社や上司にイエスマンとなり評価を高めて出世する。
それが会社員人生というもの。
これが人生というもの。
まさに私はそう思って20代後半まで生きてきました。
山崎元さんのメッセージ
その凝り固まった考えをぶっ壊してくれたのが、人生の恩人と言っても過言ではない「山崎元」さんです。
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」という本を、2016年頃、27歳の時に「たまたま」読んだことがきっかけでした。
「山崎元」さんはストレートのウイスキーをこよなく愛する辛党かつ、辛口の経済評論家として人気を博した方です。
山崎さんは東大を卒業後、三菱商事に入社。その後、国内外の金融機関を中心に12回転職された金融の専門家でもあります。
そして、惜しまれつつも2024年1月、食道癌で世を去りました。
「山崎元」さんから節約や投資など資産形成における「基礎」を教えてくださいました。
私が学んだことは
- 日本の健康保険は世界的にも最強だから、生命保険は原則不要
- 保険は自動車保険や火災保険等、一発起きたら人生に大損害を受けるものだけ「最低限度」で入る
- 投資は怖くない、利回りよりも低コストの投資信託を保有する、全世界株式を保有すれば後は放置プレーでよい、
- NISAやiDeCoを活用する
- 銀行の窓口には行くな(銀行が儲かる金融商品を買わされる)
などです。
「FIRE、セミリタイア」という概念
そして、もう一つが「FIRE、セミリタイア」という概念です。
2019年、30歳頃に「三菱サラリーマン」さんのブログに出会い、この「FIRE」という概念を知りました。
普通の会社員でも、65歳まで働かなくても「よい」人生があることを初めて知り、「衝撃を受けた」ことを覚えています。
しかも、50代の早期退職ではなく、30代、40代でも実行できるというものです。
私は「そんな人生を送れるのは不動産大家、地主など資産家一族だけ」だと思っていました。
それが、普通の会社員でも可能ということです。
それを実現する方法として「節約と投資」がある。
まさに、「山崎元」さんから教わったことでした。
ここで資産形成という「点」が、FIREやセミリタイアの人生という「線」となりました。
これまでの固定観念だと「教育→仕事→引退」という「3ステージ人生」が当たり前。
しかし、人生の節々で多様な選択を可能にする「マルチステージ人生」という生き方「も」あるということ。
政府広報オンラインによれば、次のような説明があります。
「これまでの私たちの人生は、学校で勉強した後、就職し、ある程度の年齢になったら退職し、リタイヤ後の生活を送るというスタイルでした。
しかし、現在は、平均寿命が延びたことや情報技術の進展、働き方改革などにより、社会に出た後も、会社をいったん辞めて留学する、転職や起業で新たな仕事を始める、子育てをしながら働く、定年後も新たな仕事に挑戦するなど、キャリアアップ、キャリアチェンジしていくスタイルに変わりつつあります。」
政府の情報によると、教育訓練給付金等の雇用保険の支援があるという説明はありますが、ぶっちゃけ生活するには全く足りないでしょう。
このマルチステージ人生を実行にするには、一定期間働かなくても生きているだけの資産や不労所得が必要だと思います。
そして、FIREやセミリタイアの概念を適用すれば、これが可能になります。
まさに、資産形成により、人生の固定観念をバグらせることができます。
お金の価値観、お金の使い方がバグった
資産運用を行い、何千万円、何億円を構築し、高級車、高級マンション、高級クラブで豪遊しようぜ!Yeeh~と言いたいわけではありません。
むしろ、全くの逆方向です。
高級車、高級マンション、高級クラブを否定したいわけではありません。
むしろ、私は若干好きなほうです。
もちろん、好きなだけで行動には移しません。
資産形成、特に「節約による投資への入金力強化」を進めていく際に、徹底的に自分自身とお金で向き合う時間、瞬間が増えます。
- 私はこの飲み会に本当に参加したいのか?それはなぜか?
- 私はこの最新家電が本当に欲しいのか?それはなぜか?
- 私はこの車が本当に欲しいのか?それはなぜか?
- 私はこの外食に本当に行きたいのか?それはなぜか?
- 私はこの新築マイホームが本当に欲しいのか?それはなぜか?
- 私はタワーマンションの高層階に本当に住みたいのか?それはなぜか?
など、これを自問自答することで、自分にとって「本当に必要なもの」「実は不要なもの」の見極めができるようになってきます。
この見極めにより、世間の見栄や流行、自分の一瞬の欲望に振り回されず、自分の価値観に従った「お金の使い方」が身についてきます。
段々とストレスも減ってきますし、結果的に貯蓄率や貯蓄額も増えていきます。
すると、益々お金を使えない生活に変わっていきます。
資産額が増えること、お金を使わないことに快感を覚え、ドケチ生活もやらないと「気が済まない」状態になります。
ドケチというと語弊があるので「支出の最適化」ですね。
まさに
- 受験勉強期間に勉強しないと気持ち悪い
- 部活動でストイックにトレーニングしないと気持ち悪い
みたいな「ドM」状態です。
これらが習慣になると
- 無意識に「歯を磨かないと気持ち悪い」くらいの状態
にもっていけます。
資産形成でお金の価値観、お金の使い方がバグります。
これによって、身につくことが1つあります。
「足るを知る者は富み、強(つと)めて行なう者は志有り」が身につく
「足るを知る」
これは老子の一節で、その意味は「満足することを知っている人間が本当に豊かな人間で、努力を続ける人間はそれだけで志(目的)を成し遂げている」となります。
ないものねだりをするのではなく、持てるもの与えられたもの(持ち味)を最大限に活かすことで精神的にも物理的にも豊かになれる。
また自らが設定した志(ビジョンや目標)に向かって努力を積み重ねることができるのは「幸せなこと」である。
老子が説いた幸福論です。
節約生活を行うと、必然的に自分で行うことが増えます。
- 外食から自炊になった
- 民間のスポーツジムから自宅トレーニング、あるいは公園や公共施設でトレーニング、運動するようになった
- 業者に依頼するのではなく、自分でDIYをやってみた
- カフェで勉強、新品の本を購入するのではなく、図書館を利用するようになった
など。
もちろん、経済成長のためには、外部サービスを使って経済を活発化させることも大事です。
しかし、資産形成を進める上では、自分でできることは自分でやることが一番の節約、副業(支出の最適化)にもなります。
そして、自分でやることが「足るを知る」に繋がります。
お金を払って高級レストラン、人気のレストランに行くのも良いですが、意外と自炊はうまいものです。
やはり、自分の舌の好みは自分が一番分かっているものです。
公園や公共施設のジムも、十分リフレッシュになり、トレーニングに活用できます。
公園で朝日を浴びながら、散歩するのは非常に気持ちが良いです。
セロトニンという「幸せホルモン」の分泌されるので、心身ともに健康になれます。
公園では小さなお子さんも遊んでいます。
小さなお子さんがいるファミリーが楽しそうに遊んでいると、必然と見てる側も笑顔になれます。
お住まいの自治体にもよりますが、公共施設のジムは1回数百円程度で格安利用できます。
私のような素人がトレーニングするには十分な器具は揃っています。
図書館も同様ですね。
そもそも、私たちは税金、住民税を払いますので、公共施設、公共サービスを使い倒さないともったいないです。
ないものねだりはストレス、イライラに直結すると思いますが、このように身近にあるものと向き合うと必然と「精神的、物理的」にも豊かになれます。
資産がバグった
資産形成を行い、「お金の価値観」がバグり、「足るを知る」ようになると、徐々に資産がバグってきます。
投資に必要な最初の種銭、元本を作るのは非常に長いものです。
私自身、1000万円を貯めるまでが一番長かったです。
それは、「複利の力」を活用することがほとんどできないからです。
ましては最近は、物価高、社会保険料値上げ、増税の流れです。
下りエスカレーターの中で、上へ上るような環境です。
複利の力を活用できない状態とは、下りエスカレーターで逆走するイメージです。
1000万円以上貯蓄でき、徐々に複利の力を活用できるようになれば、下りエスカレーターを卒業できます。
- 資産1000万円からは上りエスカレーター
- 資産3000万円からはエレベーター
- 資産5000万円からは高層ビルの高速エレベーター
- 資産1億円以上は、孫悟空の筋斗雲
私自身、社会人開始から1000万円貯めるまでは約6年でした。
その後幸い相場に恵まれたこともありますが、
- 1000万円→2000万円は約1年半(これはコロナショックのタイミングで一気に投資した影響もあります)
- 2000万円→3000万円は約1年
- 3000万円→4000万円は約1年半
- 4000万円→5000万円は1年未満
- 5000万円→6000万円は約1年
複利の力という、上りエスカレーターやエレベーターの効果は改めて凄いと感じます。
もちろん、資産形成が世界経済に依存する形になりますが、複利の力「r>g」のパワーで資産がバグります。
会社や仕事への姿勢がバグった
資産額が増え、自分軸の人生になってくると、会社だけに依存する必要がなくなります。
もちろん、会社生活を否定したいわけでなく、今の会社、今のお仕事がお好きな方は会社に熱中して全く問題ありません。
むしろ、こういう方は非常に恵まれた方だと思います。
一方、自分の本心に反して会社に依存せざるを得ない方は、ストレス、強いては浪費の原因にもなります。
私自身がそうでした。
収入の全てが会社に依存しており、生活するには会社に依存せざるを得ないからです。
一方、資産形成により
- 資産収入を得る
- 複業で本業以外に収入を得る
- 加えて、本業の給与収入もある
そのような形で収入が分散されれば、会社への依存度も小さくなります。
すると、自分の人生設計や本心と反するならば、無理に会社に迎合する必要もなくなります。
- 管理職の打診があった場合、本心に反するなら断る
- 嫌なプロジェクトにアサインの打診があった場合、本心に反するなら断る
- 周囲が残業して帰りづらい雰囲気があっても、颯爽と帰宅する
「嫌われる勇気」「Noと言える勇気」を持つということですね。
もちろん、自分優先で周囲に迷惑をかけることを推奨しているわけではありません。
自分の仕事の役割は全うすることが大前提です。
そして、自分が好きで複業していると、会社の仕事と全く違う感覚を味わいます。
私は会社員時代、平日5日間は残業ありの会社仕事、毎週土曜日は複業で中小企業向けの経営コンサル(中小企業診断士の仕事)をやっていました。
平日の会社仕事は社内政治など精神的ストレスがありましたが、複業は好きでやっているので、1日10時間働いても全く精神的ストレスはありませんでした。
もちろん、体力的な疲労はありますが、精神的負担は天と地の違いです。
ブログやYouTubeも皆様のおかげで3年間継続できています。
動画1本作成するのに、「企画~撮影~編集~投稿」のワンオペで合計30~40時間要しますが、ストレスは全くありません。
全て私の意志でやりたくてやっているからですね。
そして、何よりもご視聴頂ける皆様の存在が一番大きいです。
本当に皆様、そして今ご視聴頂いている「あなた」に感謝申し上げます。
人に感謝するようになった。お金の向こうに人がいる。
「お金のむこうに人がいる」元ゴールドマンサックスの田内学さんの本です。
資産形成を行い、お金と自分の価値観に向き合い、足るを知り、資産額がバグり始め、複業など複数の収入源を持つ。
すると、徐々にお金である程度のことは解決でき、嫌なことはお金で回避することが可能になります。
- 急に備品が必要になったらAmazonでポチる
- 帰りが遅くなったら外食で済ませる
- 旅行したいと思ったら、飛行機や新幹線、レンタカーや鉄道を使って、宿にいって宿泊する
- 自炊のため、スーパーで生鮮食品を購入する
- トラブルがあっても専門家に依頼し、問題を解決してもらう
これは当然、お金を払えばできることです。
しかし、「お金があれば何でもできる」と錯覚してしまいます。
政府や行政の予算のように「●●事業に●億円の予算をつける」。
先程の事例も、そしてこの世の全てはお金ではなく「ヒト」が動いているということです。
「ヒト」が動いているから、世の中が回っています。
コロナ禍の初期のように、お金ではなく、ヒトが動かない、ヒトがいないと、世の中の生活が回りません。
スーパーマーケットを例にすると、
- スーパーのスタッフ
- 生鮮食品を配送する人
- 配送するトラックを生産する人
- 生鮮食品である肉や野菜の生産者
- 生産者へ原料や資材を提供する人
- 全ての電気やガス、水などを提供するインフラの人
など、関わる「ヒト」に終わりがありません。
資産形成でお金と向き合えば向き合うほど、足るを知れば知るほど、お金ではなく「ヒト」の価値、存在、働き、感謝に改めて気づくということです。
「お金のむこうに人がいる」
これは人生において絶対に忘れてはいけないことです。
学校の金融教育でも絶対に教えて欲しいことですね。
あなたの未来が明るくなった
これまでの内容を実践、経験してきて、私は将来、未来に関して悲観することはほとんど無くなりました。
まあ、ノリとテンションで何とかなるだろうと。
私自身、時には楽観主義者、時には絶対的悲観主義者だからからもしれません。
資産形成を通じて、視聴者のみなさんをはじめ、私のセミナー講演に参加頂いた方、リベシティの会員さんなど様々な人生を歩む人と出会いました。
私たちの将来は、さらなる増税、公的制度の改悪、社会保険料の値上げ、物価上昇、未曾有の出来事もあるでしょう。
それでも、私たちはこうしてご縁があって出会った方々、多くの方々と叡智を結集し、きっと困難を乗り越え、明るい未来を実現できると確信しています。
あなたの未来がより一層明るくなることを心から願います。
是非、あなたも、私やブログ、YouTubeの視聴者の方々と一緒に、節約、貯金、副業、投資を励み、人生の新時代、人生の新しい景色を見に行きましょう。