こんにちは。
クルマ好きでもサイドFIREを目指す「サラリーマン埼玉」です。
2021年9月28日(火)に愛車であるレクサスRX200t Fスポーツが盗難されました。
購入しちょうど1年たったところで、非常に悔しい気持ちです。
そして、盗難保険は未加入であったため、全損となりました。
中古で購入しましたが、同乗者からも評判はよく、非常に乗りやすい車だったため、ショックは計り知れないです。
金銭的、物理的、精神的ダメージが非常に大きいです。
今回は、私と同じような被害が二度と発生しないように、
私の被害にあった経験、なぜ被害にあってしまったのか、をお伝えしようと思います。
また、盗難後の警察や保険、車両敗者手続きは別の記事で紹介いたします。
私がレクサスRXを購入した背景などは以下の記事で紹介しています。
それでは見ていきましょう。
車両盗難が発生しやすい都道府県はどこか?
官民合同のプロジェクトチーム「STOP THE 自動車盗難」によると、都道府県別自動車盗難認知件数は2020年のランキングは次の通りです。
1位:茨城県
2位:大阪府
3位:千葉県
4位:愛知県
5位:埼玉県
6位:神奈川県
7位:兵庫県
8位:栃木県
9位:京都府
10位:岐阜県
被害の傾向は特定地域に集中しています。
被害が多い地域の特徴は
・輸出のため港に近い
・高速道路等の交通インフラが整っている
が挙げられます。
逆に高級車が一番多いと思われる東京は10位圏外です。
恐らくですが、私の居住経験によると、東京は夜間でも警察が頻繁にパトロールしていることや、夜間でも人通りがあったり、道や駐車場が狭く、盗難や逃走に不向きと推察いたします。
他の記事等で「都道府県別自動車盗難件数(車両保険金支払い件数)」のランキングがありますが、これは保険が支払われたものですので、保険加入が多い、大阪や東京も上位にランクインしています。
盗難の人気車は何か?
官民合同のプロジェクトチーム「STOP THE 自動車盗難」によると、車種別の盗難台数は次の通りです。
1位:プリウス
2位:ランドクルーザー
3位:レクサスLX
4位:レクサスLS
5位:クラウン
全てトヨタ車ですね。
海外輸出となると、日本で生産しており、かつ海外で人気の車種がランクインしてきます。
盗難車は、解体等で部品を輸出されるケースが多いので、海外で入手しやすい輸入車などは上位に入ってこないようです。
もちろん、輸入車が盗難されないというわけではないのでご注意ください。
また、盗難率はレクサスLXが圧倒的です。
なぜ私のレクサスRXは盗難されてしまったのか?
ここからは、私のレクサスがなぜ盗難されてしまったのか原因を深堀します。
皆さまの盗難対策に繋がればと思います。
盗難が起こりやすい地域に住んでいるという認識がなかった
一番の主要因はこれです。
盗難が多い車種と認識はしていたが、まさか自分が盗難されるとは思わなかった。
ニュース等でレクサスが盗難されるのは結構認識していました。
しかし、「自分には起きないだろう」という「他人事」が一番の要因です。
それでは、なぜ、「他人事」だったか、深堀いたします。
その要因は、盗難の多い地域の認識ズレです。
ニュース等盗難の多い地域は愛知県だと思っており、自分が住む埼玉県の盗難状況を把握していなかった。
もう少し、深掘りすると、埼玉、そして自分が住んでいる田舎では盗難は多くはないだろうと思ってました。
具体的には、
「都道府県別自動車盗難件数(車両保険金支払い件数)」
「都道府県別自動車盗難認知件数」
など盗難実態の理解をしておりませんでした。
やはり、盗難が多い地域性やその特徴を理解し、なぜ盗難が起こりやすいのか観点を把握しておく必要があります。
上記により防犯意識が欠如しておりました。
私の駐車状況
私の駐車状況、地域性は次の通りです。
- 埼玉県の田舎の地域
- 国道や高速道路のICも近くにある
- 自宅の屋外駐車場
- 田舎の住宅街で人通りはない
- 車庫、門や監視カメラ、ハンドルロック等の防犯対策はしていなかった
- スマートキーは節電モードやブリキ缶等には入れておらず、リレーアタックの対策が不十分だった
上記の通り、窃盗団からは非常に盗みやすい環境だったかと思います。
これらも、他人事による防犯対策の甘さからなるものです。
どうすれば盗難確率を軽減できるのか?
物理的対策
私の経験から、車庫などガレージを作るのがよいと思いますが、それ以外でも複数対策はあると思います。
ポイントは、盗むのが面倒であるという認識を窃盗団に与えることが重要だと思います。
例えば、駐車場の対策では
・門を作る
・ポールを埋め込む
・軽自動車などで壁を作る
などが考えられます
さらに、監視カメラやライト等の設置し、それらをアピールすることです。
契約駐車場の場合は、
・監視カメラやライトがある
・人通りが多い場所など
盗難されにくい環境の駐車場をお選びいただくのがよいと思います。
車の対策おいては、
ハンドルロック、タイヤロックなどの物理的対策と、スマートキーの節電モードやブリキ缶などに保管し、電波を飛ばない工夫をすることです。
スマートキーの節電モードがあるということも、盗難されるまでは知りませんでした。
本当に、知らないということは「悪」です。
上記にように、二重、三重、四重で防犯対策を行うことで、窃盗意欲を減らす対策が必要です。
保険対策
これは、損害リスクヘッジですが、盗難保険に入ることです。
盗難される前は詳しくは知らなかったのですが、新車の全額保証や、1年ごとに評価額が10%減程度で保障が出る保険があるようです。
ぜひ、今からでも保険の見直しをお勧めします。
盗難被害経験を何に生かすのか?
もちろん盗んだ犯人は許せないですが、防犯意識が甘かった自分を非常に悔やんでいます。
その原因は他人事であったということです。
世間では未曾有の出来事が多発しておりますが、それが自分に起きたらどうなるか、自分に起きる可能性は客観的にどれくらいあるか、把握する必要があります。
それを把握したうえで、リスクを評価し、リスク回避策やリスクの許容など、どこまで受け入れ、どこからはリスクヘッジするのかの対応が必要です。
これは、防犯に限らず、普段のビジネスや、自分の人生選択も同様です。
この教訓は私自身、絶対に忘れないでしょう。
そして、
これからレクサスやランドクルーザーなど盗難人気車を購入する方やすでに保有している方に
私と同じ被害が起きないように
改めて防犯意識を高めていただきたいと思います。
あなたのクルマは狙われています。
今一度危機管理をお勧めいたします。
次回は、もう少し皆さまのためになるように頑張ります。